「玄関ドアのガラスが割れた。DIYで交換できるの?」
「玄関ドアのガラス交換、プロに依頼したら料金はどれぐらいかかるのだろう」
とお考えの方も多いのではないでしょうか。
玄関ドアのDIY難易度は高いため、業者への依頼の方がコスパがいいことが多々あります。
今回は、玄関ドアのガラス交換の費用や料金を安くする方法について解説します。

目次
【要チェック!】割れた玄関ドアのガラスを交換する前に

玄関ドアのガラスが割れて交換する場合、まずは応急処置をしてください。
割れた玄関ドアのガラスを応急処置する
玄関のドアガラスが割れてしまったら、ガラスの破片によるケガのリスクや防犯、雨風や害虫、ほこりなどの防止のために、応急処置をしてください。
応急処置のポイント
・子どもやペットを近づけないようにする
・軍手と底の厚い靴を準備する
・割れたガラスを回収する
・回収したガラスを新聞紙や段ボールなどに入れる
・割れた箇所をガムテープや段ボールでふさぐ
特にお子さんやペットがいる方はケガに気を付けてください。
破片の回収時には軍手を着用し、底の厚い靴を履くようにすると安全です。
安くなるかも!?玄関のドアガラスの交換で使える3つの保険
玄関のドアガラスが割れた原因によっては保険が適用され、業者に依頼したときの料金が安くなることがあります。
保険の種類と適用条件は次の通りです。
種類 | 適用条件 |
---|---|
火災保険 | 火災や空き巣、自然災害など、予期せぬ出来事によって割れてしまった場合 |
地震保険 | 地震によって割れてしまった場合 |
賠償責任保険 | 事故など予期せぬ出来事によって割れてしまった場合 |
保険が適用されると数万円ほど安くなります。
業者に玄関ドアのガラス交換を依頼すれば相応の費用がかかりますので、より詳しくは「窓などのガラスが割れた時に使える3種類の保険と適用条件」で確認してみてください。
【DIY vs ガラス専門業者】玄関のドアガラスの交換をするならどっち?

玄関のドアガラスの交換をDIYする場合とガラス専門業者に依頼する場合のメリット、デメリットをまとめました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ガラス専門業者 | ・怪我の心配がない ・すぐに対応してもらえる ・割れたガラスの処分が不要 ・手間や時間がかからない ・不具合があってもフォローしてもらえる ・専門の知識が不要 |
・DIYに比べると費用がかかる ・悪質な業者にあたる恐れがある |
DIY | ・費用が安い ・好きな時間にできる |
・構造が複雑なため、取り付けが難しい ・ガラスの取り扱いが大変 ・怪我のリスクがある ・時間がかかる ・取り付けが不十分だと雨風が侵入する場合がある ・割れたガラスの処分が必要 |
DIYでも玄関ドアのガラス交換はできますが、難易度が高く、手間や時間がかかりますし、ケガのリスクがあります。
作業のイメージが沸くようなDIY慣れしている人ではないなら、プロに依頼することをおすすめしますが、気を付けていただきたいのは中には悪質な業者がいるということです。
悪質業者に依頼してしまうと、騙されて高額な費用を請求されてしまう可能性があります。

玄関ドア・玄関引き戸のガラス交換の費用相場

玄関ドアのガラス交換を業者に依頼する場合の料金表は次の通りです。
項目 | 費用 |
---|---|
ガラス代 | 7,000円~ |
施工費 | 10,000円前後 |
出張費 | 2,000円~ (料金に含まれている場合あり) |
処分費 | 2,000円前後 (料金に含まれている場合あり) |
合計 | 21,000円~ |
この費用はガラスの種類やサイズによって大きく変わります。
こちらは90cm×90cmサイズの料金の目安です。
ガラスの種類 | 費用 |
---|---|
フロートガラス | 7,000円~20,000円前後 |
すりガラス | 8,000円~20,000円前後 |
型板ガラス | 8,000円~20,000円前後 |
網入りガラス | 20,000円~35,000円前後 |
ペア(複層)ガラス | 30,000円~50,000円前後 |
防犯ガラス | 35,000円~100,000円前後 |
強化ガラス | 40,000円~50,000円前後 |
リクシルなどのメーカー、引き戸などの玄関の種類、ガラスの種類やサイズ、構造が違うため、工賃は依頼する業者によって違います。
玄関ドアやガラスの種類によっては対応していない業者もあるため、対応力のある所へ依頼する必要があります。
できるだけリーズナブルで技術力のあるところに依頼すると良いです。
玄関ドアのガラス交換をDIYすれば費用は安くなる。だけど…
DIYで玄関ドアのガラス交換をする場合にかかる費用は次の通りです。
道具 | 費用 |
---|---|
ガラス | 7,000円~ |
パッキン | 1,000円~ |
ガラスカッター | 1,000円前後 |
ドライバー | 1,000円~3,000円 |
メジャー | 1,000円前後 |
軍手 | 100円~ |
合計 | 11,100円~ |
ガラス専門業者に依頼した場合は21,000円~ですので、DIYの方が費用は安くなります。
ですが、次のような理由があるので、おすすめではありません。
DIYがおすすめではない3つの理由
【理由①】専門知識が必要
【理由②】DIY難易度が高い
【理由③】ケガのリスクがある
専門知識とは、玄関やガラス、パッキンなどについての知識です。
例えばガラスは、基本的にはホームセンターでは販売していないため、ネットの専門店で購入する必要ことになります。
メーカーが現在も製造していれば、メーカー名と型番で購入はスムーズにできますが、そうでない場合は玄関ドアに適したサイズと種類のガラスを購入する必要があり、手間がかかります。
DIYに慣れていない人は、途中で挫折してしまう可能性が高いため、おすすめではありません。
玄関ドアのガラス交換のまとめ
このページのまとめ
・玄関ドアのガラスが割れたら保険の確認をする
・交換費用はドアやガラスの種類、業者などで変わる
・DIYではなくガラス専門業者への依頼がおすすめ
玄関ドアのガラスが割れたら、まずは応急処置をし、次に交換費用を安くできないかどうか、保険の確認をしてみてください。
玄関ドアのガラス交換の費用は、対応力があり、実績もある業者に依頼することをおすすめします。
