「お風呂のドアが割れたっ！DIYで自分で交換できるかな？」「割れたお風呂の扉の交換、業者だとどれぐらいの費用がかかるかな？」と考えているあなたへ。

このページでは、お風呂のドアが割れた場合の対策、DIYと業者の料金についてご案内しています。

お風呂のドア・扉が割れたら応急処置を！

とりあえずの応急処置ですが、割れたお風呂の扉がアクリル板などの樹脂パネルなのか、ガラスなのかで内容が変わります。

アクリル板の場合

お風呂のドアのアクリル板などのプラスチック・樹脂パネルが割れた場合は、耐水性のある透明テープで補修することができます。

ホームセンターで透明テープを買い、貼り付けるだけですので、DIY難易度は低いです。

こちらは透明テープで補修した方の動画です。

動画のように丁寧にサイズを測りながら取り組むと、キレイに仕上がりますよ。

ただ、割れは少しずつ大きくなりますので、いつかはアクリル板を交換することになります。

もちろん、大きな穴が開いてしまっているなら交換をする必要があります。

アクリル板をDIYで交換する方はこちら
業者にアクリル板の交換を依頼する方はこちら

ガラスの場合

ガラスが割れたら危険ですので、掃除をしてから補修や養生をしてください。

掃除の手順は次の通りです。

割れたガラスの掃除「4つの手順」
【手順①】ちりとりほうきを使って破片を集める 【手順②】集めた破片は新聞紙を敷いた段ボールに入れる 【手順③】細かい破片はガムテープでペタペタして取り切る 【手順④】掃除機をかける（仕上げをする）

補修や養生のポイントは次の通りです。

割れたガラスの補修・養生「4つのポイント」
【ポイント①】必ず軍手・厚手のゴム手袋をする 【ポイント②】厚手の服を着て作業をする 【ポイント③】雨風を防ぐために段ボールを当てた上でガムテで補強 【ポイント④】ひび割れだけならガムテでもOK

マンション・賃貸では、この後、管理会社や大家に連絡する必要があります。

より詳しくは『窓などのガラスが割れた時の対処「5つの手順」』をご覧ください。

ガラスの場合はそのままひび割れを放置しておくと危険ですので、応急処置の後、DIYか業者に依頼してガラス交換することになります。

ガラスをDIYで交換する方はこちら
業者にガラス交換を依頼する方はこちら

お風呂のドアの割れを自分で交換する方法と費用【DIY】

割れたお風呂のドア・扉の交換は、自分ですることができますが、DIY難易度は高いです。

アクリル板（プラスチック・樹脂パネル）とガラスで手順や費用が異なりますので、分けてご案内しますね。

アクリル板の場合

アクリル板をDIYで交換する7つの手順
【手順①】浴室ドアを外す 【手順②】ドアのネジを外して解体する 【手順③】アクリル板からパッキンを外す 【手順④】アクリル板をドアに合うサイズにカットする 【手順⑤】アクリル板にパッキンを巻く 【手順⑥】アクリル板をサッシに取り付ける 【手順⑦】ドアを組み立ててドア枠に取り付ける

お風呂の扉の種類によって実施する内容が異なりますが、大まかな手順はこちらの通りです。

この手順を踏まえて、こちらのDIYで割れたお風呂の扉のアクリル板を交換した方の動画をご覧になってみてください。

この動画で分かるのはDIY難易度の高さです。

ある程度DIYに慣れた方が丁寧に取り組んでも傷がついたり、コーキングをはがすのには相応の時間がかかったりしますので、おすすめではありません。

DIYに必要な道具と費用はこちらの通りです。

必要な道具	費用
アクリル板	2,000～10,000円
ドライバー	1,000円前後
軍手	100円～300円
Pカッター（アクリル板を自分でカットする場合）	300～800円
コーキング	500円～1000円

アクリル板の料金は1枚あたり2,000円～10,000円程度と、大きさによって異なります。

アクリル板は、大きなホームセンターであれば取り扱っていることがありますが、いつものホムセンには無い可能性があります。

事前にホームセンターに電話をして確認されることをおすすめします。

ガラスの場合

手順はアクリル板と同じです。

ガラスは、ホームセンターではなく、リクシルなどのメーカーに製品名・型番で問い合わせをし、在庫があれば取り寄せられます。

ですが、10年以上経っていて生産中止となっている場合は、ガラスの種類の決定やサイズ測定をして購入する必要があります。これはすごく手間です。

加えて、ひび割れたガラスによるケガに十分に注意する必要があります。

費用は合計で10,700円～82,000円と幅があります。ガラスの種類、サイズによってガラス代が大きく違うからです。

DIYについてより具体的に知りたい方は、「窓ガラスが割れたっ！DIYで修復・補修する手順と費用」により詳しい情報が載っていますので、ご覧になってみてください。

繰り返しになりますが、DIY難易度が高いので、時間に余裕があり、作業イメージがある人以外には、おすすめではありません。

お風呂のドアが割れたら業者への依頼が【コスパが高い！】

お風呂のドア・扉が割れたら、業者に交換を依頼することをおすすめします。

最短・最速で解決できますし、費用もDIYと比べてそこまで高額ではなく、コスパが高いからです。

アクリル板（樹脂パネル）の場合とガラスの場合の費用相場をご案内していきます。

アクリル板の交換費用の相場

費用項目	費用
アクリル板料金	10,000～30,000円
施工代金	5,000～15,000円
出張費	2,000円～

割れたアクリル板（プラスチック・樹脂パネル）の大きさにもよりますが、17,000円～50,000円が目安です。

DIYの場合は4,000円～13,000円程度で安いのですが、手間や時間などを考えると、業者への依頼の方がコスパは高いです。

ただし、業者の中には高額な費用を請求してくる悪質業者がいますので、次のようなポイントで避けてください。

悪質業者を見分けるポイント
・大幅な値引きを提示してくる ・すぐに何度も契約を迫る ・説明が分かりずらい ・料金が不明瞭 ・料金の提示が無い（事前の見積もりが無い） ・相場よりも著しく安い・高い

より詳しくはこちらの「悪質業者を見分けるポイント」をご覧になってみてください。

悪質業者を選んでしまわないよう、必ず複数の業者に見積もりを取って、比較検討をしてください。

例えば、アフターフォローや見積り後の追加料金が無いなどのサービスのある、良心的な業者を見つけるようにしてくださいね。

ガラスの交換費用の相場

費用項目	費用
ガラス料金	9,000～70,000円
施工代金	5,000～25,000円
出張費	2,000円～5,000円

ガラスの種類やサイズにより料金が変わりますが、合計で16,000円～100,000円が費用の目安です。

DIYの場合は10,700円～82,000円と安いですが、ケガのリスクなどを考えると、やはり業者への依頼の方がコスパは高いです。

依頼する業者によって料金だけでなくサービス内容も違うことも知っておいてください。

サービス内容とは対応時間や支払い方法の豊富さ、対応スピードの速さなどです。

例えば、ガラスお助け本舗は、毎日（365日）24時間対応していますし、様々な支払い方法に対応しています。

それに最短30分で作業が完了することがあるほど対応力が高いです。必ず複数の業者を比較してくださいね。

賃貸やマンションのお風呂のドアが割れたらどうする？

賃貸やマンションでお風呂のドアが割れたら、まずは冒頭でご案内した応急処置をしてください。

その後、次の3つのことを確認してください。

賃貸やマンションの場合に確認する3つのこと
①お風呂のドアが割れたら交換できるかどうか ②費用負担が入居者なのか所有者なのか ③交換はDIYか業者委託なのか

賃貸のお風呂の扉が割れても、勝手に交換をしてしまわないようにしてくださいね。

費用が自分負担の場合、ガラスなら保険が効く場合がありますので、一度、確認してみてください。

保険については、詳しくはこちらの「窓などのガラスが割れた時に使える3種類の保険と適用条件」をご覧になってみてください。

お風呂のドアが割れた！扉ごと交換しないと…

お風呂のドア・扉が割れた場合、ドアごと交換するケースもあるかと思います。

交換方法は3通りあります。

工法	内容
アタッチメント工法	既存の枠を利用してアタッチメントを取り付ける工法。コストが安く短時間でできる。
カバー工法	古い枠の上に新しいカバー枠をかぶせる工法。古い枠が見えなくなるので見た目が良い。
外枠・ドアをまるごと交換	外枠にゆがみや破損がある場合。コストや工期がかかる。

カバー工法やアタッチメント工法なら、ドアのメーカーを問わずリフォームができます。

外枠にゆがみや破損がある場合、上記の工法が使えないため、ドアと外枠を丸ごと交換することになります。

DIYの手順と費用

DIYで割れたお風呂のドアを交換する手順は次の通りです。

手順
【手順①】古くなったドアを取り外す 【手順②】もとからあるドア枠の上に取り付ける 【手順③】シーリング処置をする 【手順④】新しいドアを取り付ける

DIYの費用は次の通りです。

費用項目	費用
浴室ドア	20,000～40,000円
電動ドライバー	2,000～5,000円
シリコンシーラント	1,000円前後
コーキングガン	数百円
ヘラ	数百円
マスキングテープ	数百円
水準器	500～3,000円
下げ振り	500～3,000円

ドアの種類や工法により必要な道具は異なります。

難易度はかなり高いので、カバー工法やアタッチメント工法に対応可能で、十分な時間もある人だけ、DIYするかどうかを検討してみてください。

業者に依頼した場合の費用

相場
50,000～160,000円

割れたお風呂のドアの交換は、リクシルなどのメーカーや工務店・リフォーム業者などに依頼します。

業者によって費用が異なりますので、いくつかの業者で相見積もりを取るのがおすすめです。

即決せず、実施内容をしっかりと理解した上で、料金やサービス内容を比較検討して決めてくださいね。

お風呂のドア・扉が割れた場合の対処法まとめ

このページのまとめ
・割れたお風呂のドアの交換はDIY難易度が高い ・コスパが高いのは業者への依頼 ・複数の業者を比較検討してBESTなところへ依頼する

お風呂のドア・扉が割れたガラスやアクリル板を交換する場合、DIY難易度は高いため、業者に依頼することをおすすめします。

業者によって対応力やサービス、料金に違いがありますので、料金とサービス内容を比較検討して依頼先を決めてくださいね。

お風呂のドア・扉ごと交換する場合も同様です。