このような方にオススメ
- 自宅の窓に断熱シートを貼りたい方
- 網入りガラスに断熱シートを貼ってもいいのか悩んでいる方
- 断熱シート以外の対策を知りたい方
窓から伝わる暑さや寒さを抑える選択肢の一つが断熱シートです。
手軽に取り入れやすい一方、網入りガラスに貼ると熱割れのリスクが高まるため注意しましょう。
本記事では、網入りガラスにおすすめの断熱シートを4つ紹介します。
また、断熱シートの選び方や断熱シート以外の対策、断熱性能の高いガラスへの交換費用も紹介しますので、窓の断熱性を高めたい人は参考にしてください。
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目次
網入りガラスに断熱シートはNG?知っておくべき熱割れのリスク

熱割れとは、日光などによってガラス表面に局所的な温度差が生じ、膨張に耐え切れなくなったガラスにひびが入る現象のことです。
とくに網入りガラスは熱割れしやすく、断熱シートを貼ることでリスクがさらに高まります。
なぜ網入りガラスは熱割れしやすいのか、断熱シートを貼るとどのような影響があるのか、詳しく見ていきましょう。
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網入りガラスは熱割れしやすい

網入りガラス
網入りガラスは内部に金属のワイヤーが入っているため、一見すると一般的な透明ガラス(フロートガラス)より丈夫に見えるかもしれません。
しかし、実際は内部のワイヤーが構造上の弱点となり、かえって熱割れのリスクを高めています。
ガラスと金属ワイヤーでは熱膨張率が異なるため、日光で局所的に温まると両者の間にゆがみが生じ、内部で引っ張り合う力が発生し、負荷がかかってしまうためです。
また、ワイヤーがあることでガラス端部の強度が下がりやすい点や、結露などによるワイヤーのサビも熱割れを引き起こす要因になります。
断熱シートによって熱割れのリスクが高まる

網入りガラスに断熱シートを貼ると、熱割れしやすくなります。
断熱シートが太陽の熱を吸収することで、ガラス表面の温度が急速に上昇するためです。
熱を溜め込んだ部分と、サッシに隠れて冷えたままの部分との間に大きな温度差が生じ、耐えきれなくなったガラスにひびが入ってしまいます。
とくに、色の濃いシートや色付きの装飾シート、熱を吸収するタイプの断熱シートは熱割れのリスクが高いため注意が必要です。
ただし、「網入りガラスに対応した断熱シート」も販売されています。
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失敗しない!網入りガラスに貼る断熱シートを選ぶ際のポイント5つ

断熱シートは、窓から伝わる暑さや寒さを抑えるのに役立つアイテムです。
ただし、網入りガラスでは使い方や製品選びを誤ると、熱割れのリスクが高まります。
網入りガラスに断熱シートを貼る際に確認しておきたい5つのポイントを確認していきましょう。
断熱シートを貼る際に確認しておきたい5つのポイント
- 「網入りガラス対応」の断熱シートか?
- 見た目や景観に影響しないか?
- 結露のリスクが高まることはないか?
- 目隠しやUVカットなど、求める付加機能があるか?
- 凹凸ガラスや粘着方式など、窓の仕様に合っているか?
1. 「網入りガラス対応」の断熱シートか?
まず確認したいのが、網入りガラスに対応した製品かどうかです。
一般的な断熱シートの多くは、網入りガラスへの使用を不可としています。
商品パッケージやメーカーの公式サイトを必ずチェックし、「網入りガラス対応」と表記された断熱シートを選びましょう。
2. 見た目や景観に影響しないか?

断熱シートを貼ると、窓からの景色が見えにくくなったり、室内が薄暗くなったりすることがあります。
外の景色を楽しみたい窓や、採光を重視したい部屋では、透明度の高い断熱シートを選びましょう。
断熱効果だけでなく、施工後の見通しの良さや部屋の明るさも踏まえて選ぶことがポイントです。
3. 結露の抑制効果(防結露機能)があるか?

断熱シートを選ぶ際は、結露を防止できる機能が備わっているかも確認しておきましょう。
断熱シートは基本的に外気の冷気を遮断して結露を和らげる効果がありますが、製品の素材や密着度によっては効果に差が出ます。
カビや窓枠の傷みを防ぎたいときは、断熱性能に加えて、結露を抑える機能があるかもチェックしておくと安心です。
4. 目隠しやUVカットなど、求める付加機能があるか?
断熱シートには、断熱や遮熱以外にも便利な機能を備えた製品があります。
たとえば、マジックミラー効果によって昼間の外からの視線を遮るタイプや、紫外線による家具の日焼けを防ぐUVカット機能つきの製品などです。
道路に面した窓や日当たりの強い部屋など、設置場所の悩みに合わせた機能を備えた製品を選びましょう。
5. 凹凸ガラスや粘着方式など、窓の仕様に合っているか?

断熱シートは、窓ガラスの表面形状や設置条件に合ったものを選んでください。
たとえば、一般的な水貼りタイプは表面がたいらでツルツルしたガラスには向いている一方、凹凸のあるガラスには密着せず剥がれてしまいます。
その際は、粘着力の強いシールタイプを選びましょう。
また、ガラスに直接貼らず、サッシ枠にテープで固定して窓全体をおおうタイプも販売されています。
網入りガラスにおすすめの断熱シート4選
網入りガラスに対応した断熱シートのなかから、通販で手軽に購入できる商品を4つ紹介します。
それぞれ特徴や貼り付け方法が異なるため、窓の状態や求める機能にあわせて選びましょう。
1. 外貼り専用断熱フィルム:マジックミラー調で日射を反射
網入りガラスの屋外側に貼るタイプの断熱フィルムです。
太陽熱を外側で反射して室内への入熱を抑えるため、網入りガラスでも熱割れのリスクを抑えられます。
紫外線を99%カットするほか、マジックミラー効果があるため、日差し対策と目隠しを同時に叶えたい窓におすすめです。
2. マドピタシート 外貼り断熱 H-193:結露を抑え、UVも約95%カット
「マドピタシート 外貼り断熱 H-193」は、網入りガラスの外側に貼りつけるタイプの断熱シートです。
外側施工タイプのためガラス内部に熱がこもりにくく、熱割れリスクを抑えて安全に設置できます。
優れた断熱効果によって冬場のガラス表面の温度低下を防ぎ、結露の発生を軽減することが可能です。
紫外線を約95%カットするため、寒さ対策とあわせてUV対策をしたいときに向いています。
3. 窓ガラス透明断熱フィルム E0590:高い視認性で部屋の明るさキープ
ガラス面ではなく、サッシ枠にフィルムを貼り付けて空気層をつくるタイプの断熱フィルムです。
ガラスに直接シートを貼らない構造のため熱が溜まりにくく、網入りガラスでも熱割れの心配なく安全に使用できます。
透明度が高いため、窓からの景色や室内の明るさをほとんど損ないません。
さらに、付属のシリカゲルを空気層にセットすることで、内部の空気を抑えて結露の発生も防ぎます。
4. 窓まるごと冷気ガードシート H-176:サッシに貼るから熱割れリスクを低減
ガラスではなく、窓枠に取り付けて窓全体を覆うカーテンタイプの商品です。
ガラス面に直接シートを貼らないため熱がこもらず、網入りガラスでも熱割れの心配なく安心して設置できます。
窓との間に大きな空気層を作る二重サッシのような構造で、冷気の侵入や暖気の流出を抑えます。
開閉式ファスナー付きのため、シートを取り外すことなく換気やベランダへの出入りができる点も魅力です。
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網入りガラスに断熱シートを貼る方法
水貼りタイプの断熱シートを例に、貼る基本的な手順を紹介します。
断熱シートを貼る際に必要なもの
- 網入りガラス対応の断熱シート
- 霧吹き
- ハサミ
- 定規
- 雑巾
必要に応じて、カッターや油性ペン、中性洗剤、作業用手袋も用意しておくと作業しやすくなります。
貼り方は商品によって異なるため、作業前に商品の説明書を確認し、指定された方法にしたがって取り付けてください。
ステップ1:窓ガラスをきれいに拭く

断熱シートを貼る前に、窓ガラスのほこりや油汚れをきれいに拭き取りましょう。
汚れが残っているとシートが密着しにくくなり、剥がれの原因になります。
汚れが落ちにくいときは、薄めた中性洗剤でしっかり水拭きしたうえで、ガラス面に洗剤が残らないよう固く絞った濡れ雑巾でしっかり拭き取ってください。
ステップ2:断熱シートを適切なサイズに切る

窓ガラスに断熱シートをあて、ハサミやカッターなどでカットします。
このとき、窓枠の寸法よりも上下左右に1〜2cmほど大きめにカットしておくのがきれいに貼るコツです。
カッターを使う際は、手を切らないよう十分に注意してください。
ステップ3:窓ガラスに水を吹きかける

霧吹きを使い、ガラスの表面から垂れるくらいたっぷりと水を吹きかけましょう。
このとき、水に中性洗剤を数滴混ぜておくと滑りが良くなり、貼り付け位置の微調整が格段にしやすくなります。
床が濡れないよう、あらかじめ新聞紙やタオルを敷いて作業するようにしてください。
ステップ4:断熱シートを窓ガラスに貼り付ける
断熱シートの貼り付け面を確認し、窓ガラスの上部から少しずつ貼っていきます。
位置をあわせたら、スクイージーを使って中央から外側へ向けて空気と水分を押し出すようにしてガラスへ密着させましょう。
密着したら、窓枠の端に残った余分なシートをカットします。
定規などを窓枠のゴムパッキンにしっかり当てながらカッターで丁寧に切り落とし、仕上げに全体の水分を拭き取って十分に乾燥させれば施工完了です。
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網入りガラスに断熱シートを貼る際の注意点
網入りガラス対応の断熱シートでも、窓の状態や住まいの条件によっては使用を避けたほうがよいことがあります。
貼り付ける前に、次の3点を確認しておきましょう。
ひび割れなどがあるガラスには使用しない

すでにひび割れや欠けなどが生じているガラスには、断熱シートを貼るのはNGです。
断熱シートを貼る際の圧力によってひびが全体に広がり、ガラスが破損するおそれがあります。
賃貸の場合は事前に管理会社に確認する

賃貸住宅にお住まいの場合は、断熱シートを貼る前に管理会社や大家さんに確認しておくと安心です。
商品によっては剥がしたあとに粘着剤が残ったり、窓やサッシを傷めたりする可能性があります。
退去時に原状回復を求められることもあるため、自己判断で貼り付けるのは避けましょう。
長期間貼りっぱなしにすると剥がせなくなる
断熱シートを長期間貼ったままにすると、太陽光や熱によって経年劣化が進み、剥がしづらくなったり、粘着剤がガラスに残ったりすることがあります。
そのため、メーカーが推奨する使用期間を守り、定期的に貼り替えるようにしましょう。
たとえば、大手メーカーのニトムズでは、紫外線や熱の影響によるフィルムの固着・糊残りを防ぐため、水貼り・粘着タイプを問わず「1シーズン(約6か月)」を目安とした貼り替えを推奨しています。
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参考
断熱シート以外にもある!網入りガラスの断熱性を高める方法
網入りガラスの断熱性を高める方法は、断熱シートだけではありません。
熱割れが心配なほか、より高い断熱効果を求めるときは、窓まわりのアイテムや内窓の設置、窓の交換も検討してみましょう。
ハニカムシェードや断熱カーテンを取り入れる
手軽な対策として、ハニカムシェードや断熱カーテンを取り入れる方法があります。
ハニカムシェードは、六角形のハニカム(蜂の巣)構造の内部に空気層をつくり、室内の熱が逃げるのを抑えるだけでなく、夏の日射熱をカットできるのが特徴です。
ガラスに直接シートを貼り付けないため、熱割れのリスクを回避しやすい点もメリットといえます。
内窓(二重窓)を設置する

既存の窓の内側にもう1枚窓を設置する「内窓」も、断熱性を高める方法の一つです。
外窓と内窓の間に空気層ができることで外気の影響を受けにくくなり、冬はあたたかく、夏は涼しい快適な環境を保ちやすくなります。
なお、既存の網入りガラスに内窓を設置する場合、窓と窓の間に熱がこもって熱割れを起こすケースがあるため、ガラス業者に相談したうえで設置を進めると安心です。
「ガラスお助け本舗」では全国のガラス業者と提携しており、内窓(二重窓)の設置に関する相談も受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。
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断熱性能の高いガラス(サッシ)へ交換する

ペアガラス(複層ガラス)
断熱性を根本から高めたいなら、ガラスやサッシそのものを断熱性能の高い製品へ交換する方法が最も効果的です。
たとえば、ペアガラス(複層ガラス)に加えて、樹脂サッシや樹脂複合サッシに交換することで、枠からの熱伝導を大幅に抑え、冬の冷え込みや夏の暑さを軽減できます。
断熱性の高いサッシ
- 樹脂サッシ:枠の内外すべてが樹脂。断熱性能が非常に高く、極寒地や高断熱住宅に多く採用される
- アルミ樹脂複合サッシ:屋外側にアルミ、室内側に樹脂を組み合わせた構造。樹脂サッシよりも費用を抑えられる

左:アルミサッシ、右:樹脂サッシ
既存の窓枠の上から新しい窓枠を取り付ける「カバー工法」なら、壁を壊さずに気軽に交換可能です。
ただし、網入りガラスは防火設備として設置されていることがあるため、自己判断で交換せず、ガラス業者に確認しながら進めましょう。
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断熱性能の高いガラスへの交換費用の相場

断熱性能の高いガラスへの交換費用は、ガラスの種類やサイズ、交換する範囲によって変わります。
たとえば、ペアガラス(複層ガラス)へ交換する際は、ガラスのみなら25,000円〜、サッシごとなら40,000円〜が目安です。
このほか、古いガラスの処分費や出張費がかかることもあります。
実際の費用は施工条件によって異なるため、以下の金額を目安として確認しておきましょう。
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ガラスのみを交換:25,000円〜
既存のサッシをそのまま使えるなら、ガラスのみを交換できます。
一般的なペアガラス(複層ガラス)の場合、小窓サイズ(60cm×60cm)で25,000円〜が目安です。
腰高窓や掃き出し窓など、サイズが大きくなるほど費用も高くなります。
また、遮熱性に優れたLow-Eペアガラスや真空ペアガラス、あるいは網入り防火仕様のペアガラスを選ぶと高額になりがちです。
サッシごと交換:40,000円〜
サッシにゆがみや劣化があるときや、既存のサッシでは新しいガラスに対応できないときは、サッシごとの交換が必要です。
一般的なペアガラス(複層ガラス)の場合、小窓サイズで40,000円〜が目安となります。
ガラスのみを交換するより施工範囲が広くなるため、費用が高額になる点に留意しておきましょう。
ガラス処分費:2,000円前後

交換後に不要となった古いガラスの処分をガラス業者へ依頼すると、2,000円前後の廃棄処分費がかかることがあります。
基本料金に含まれているケースもあるため、見積もりの内訳を確認しておきましょう。
出張費:3,000円〜

ガラス業者に交換を依頼すると、ガラス代や施工費とは別に出張費(3,000円〜)が必要です。
遠方だと追加料金が発生するほか、深夜や早朝、休日だと時間外料金が加算されることも。
なお、「ガラスお助け本舗」では出張費無料で対応しております(ただし、お見積り前のお客さま都合によるキャンセルは、キャンセル料が発生するケースがあります)。
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ガラス業者への依頼〜施工完了の流れ

断熱性能の高いガラスへの交換をガラス業者へ依頼する際は、電話やWebフォームから問い合わせます。
その後、専門業者が自宅を訪問して窓のサイズや状態を確認する現地調査を実施し、最適なガラスの種類や施工方法を決めたうえで見積もりを発行してもらう流れとなります。
ペアガラス(複層ガラス)など断熱性能が高いガラスは、窓のサイズにあわせて製作するオーダー品です。
そのため、見積もり後すぐに交換できるわけではなく、完成まで2週間ほどかかることがあります。
ガラスが完成したらあらためて施工日を決め、取り付け工事を実施して完了です。
交換するガラスの種類や窓の状態によって流れは異なるため、詳しいスケジュールは依頼時に確認しましょう。
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網入りガラスの断熱シートは熱割れに注意して選ぼう
網入りガラスに断熱シートを貼ると、熱割れにつながるおそれがあります。
断熱シートを購入する際は、「網入りガラス対応」と明記された製品を選び、メーカーが指定する貼り付け方法を守りましょう。
また、断熱シートだけでは十分な効果を得られないときは、内窓の設置や断熱性能の高いガラスへの交換も選択肢です。
「ガラスお助け本舗」では、断熱性能の高いガラスへの交換も承っております。
お気軽にご相談ください。
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※2 対応地域・対応する加盟店により異なります





