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浴室の鏡を交換する2つの方法!DIYと業者の費用相場を詳しく解説

「浴室の鏡のサビやウロコ汚れ、黒いシミみたいなのがひどいので交換したい」
「お風呂の鏡がひび割れたので交換したいんだけど」

と考えていませんか。

浴室の鏡は、できればいつもキレイにしておきたいところです。

このページでは、浴室の鏡の交換を自分で行う場合や業者に依頼する場合に重要なポイントを分かりやすくご案内していきます。

浴室の鏡を交換する2つの方法を比較!

浴室の鏡を交換する方法には自分でする方法(DIY)と業者に依頼する方法があります。

DIYと業者に依頼する場合のメリット、デメリットをこちらにまとめましたので、ご覧になってみてください。

  メリット デメリット
DIY ・価格が安く収まる
・作業イメージがわくなら短時間で完了
・手間と時間がかかる
・ケガのリスクがある
・保証がない
・好きでないとツライ
・トータルコスパは悪い
業者 ・手間と時間がかからない
・ケガをすることが無い
・プロによる作業で安心できる
・何かあった場合に保証が付いている
・WEB限定の割引をしているところがある
・費用がかかる
・自衛のために比較検討する必要がある

こうしたメリット、デメリットを踏まえて、どうするのがあなたにとってベストなのかを検討して、選んでみてくださいね。

浴室の鏡を交換する方法①【DIYが得意な方はこちら】

浴室の鏡を自分で交換するなら、事前にこの3のことを知っておいてください。

DIYするなら知っておくべき3つのこと

①浴室の鏡を交換する手順
②事前に用意しておく道具
③交換する鏡の金額と購入時の注意点

それぞれ見ていきます。

浴室の鏡を交換する8つの手順(必要時間:1時間~)

浴室の鏡を交換するには8つの手順があります。

手順 ポイント
【手順①】シリコンコーキングの切断 ・カッターナイフで丁寧に切断
・コーキングが無い場合は、【手順②】から始める
【手順②】固定用の金具を上へスライドさせる ・マイナスドライバー、タガネ、スクレーパーなど、平らな道具を使う
【手順③】鏡と壁の間の両面テープを切断 ・ピアノ線(もしくはPPバンド)を使って切断
【手順④】鏡を取り外す ・事前鏡を置く場所を確保しておく
【手順⑤】壁に残った取付部を取り除く ・スクレーパー(カーボン製)やクリーナー(のりはがし用)を利用
※できる範囲でOK
【手順⑥】新しい鏡を固定する両面シールマットを壁につける ・両面粘着シールマット(ミラー用マット)を用意しておく
【手順⑦】鏡を金具に乗せて、張り付ける ・できるだけ左右対称となるように丁寧に行う
【手順⑧】固定用の金具を下にスライドさせる ・カチッとはめて完了!

シリコンなどが鏡の周りに接着している場合は、カッターナイフで切断します。

無い場合は【手順②】から始めてください。

留め具は手前の部分を下から叩くようにして上にスライドさせます。

鏡と壁はミラーマットやシリコン、ミラーボンドなどで接着されていて、簡単には取り外せないため、次のようなポイントに注意して取り外してください。

浴室鏡の取り外し方のポイント

【ポイント①】鏡の上から鏡と壁の隙間にピアノ線を入れる
【ポイント②】ピアノ線はノコギリのように使う

ピアノ線の価格は数百円~程度で、代替品にはPPバンドがありますが、ピアノ線の方が切断しやすい点がメリットです。

また、ピアノ線で切断する際、鏡を前に引っ張ぱってしまうと割れてしまうことがあります。

そのため、のこぎりのように左右にゴシゴシしながら、下まで移動するようにしてください。

浴室の鏡のタイプは次のように4つありますが、どのタイプの浴室の鏡でも基本的には同じです。

浴室の鏡の4タイプ

①縦長鏡
②横長鏡
③丸形鏡
④小型鏡

ただ、小さい鏡などでは、留め具が無いことがあります。

この場合は次のことに注意してください。

留め具が無い場合の2つの注意点

①ピアノ線を使う際、鏡を落とさないように鏡を支える
②鏡を設置する前に、水性ペンなどを使って水平線を引いておく

浴室の鏡を交換する8つの手順を実施する場合、次のような道具が必要です。

事前に用意しておく道具とその費用

浴室の鏡交換のDIYで必要になる道具とその費用をご案内します。

道具 金額
軍手 100~300円
カッターナイフ  100~500円
スクレーパー(カーボン製)
※タガネ、ヘラ、マイナスドライバーなど、平らな道具
100~1,000円
ピアノ線
※PPバンド
500円
300円~800円
※クリーナー(のりはがし用) 1,000円
ミラーマット 1,000円
※速乾ボンド 1,000~3,000円
※変成シリコン 700~2,000円
合計 1,800円~8,600円

印が付いている道具は代替品、もしくは場合によって必要

変性シリコンは鏡の周りがシリコンコーキングされている場合に使います。

交換する浴室用の鏡の金額と購入時の注意点

交換する浴室の鏡をホームセンターなどで購入する場合、金額は既製品かオーダー品で大きく変わります。

鏡の種類 金額
既製品 数千円
オーダー品 1.5万円~5万円
10万円以上の場合も

既製品なら数千円で収まりますが、ホームセンターに置いていない場合がありますので、事前にサイズを確認のための電話をしてください。

既製品ではサイズが合わない場合はオーダーメイドをすることになります。

鏡の購入時の注意点はこちらのように3つあります。

浴室用鏡の購入時の3つの注意点

【注意点①】DIYにこだわるならガラス専門店を検討
【注意点②】ガラスの価格はサイズ、機能、形で変わる
【注意点③】金額が高い場合は「10年単位の買い物」と考える

ホームセンターでオーダーメイドする場合は、下請け業者による施工がセットですので、DIYではなくなります。

DIYにこだわるなら、ガラス専門店でのガラス購入を検討することになるでしょう。

また、オーダーメイドでの鏡の金額は、サイズや機能、形で変わってきます。

サイズが大きければ、一人で設置するのは難しいので、家族や友人に頼む必要が出てくるでしょう。

初めて行う作業の場合、想像した以上に手間と時間がかかることがあります。

DIYに慣れていないなら、はじめからプロに依頼する方が良いかもしれません

浴室の鏡を交換する方法②【プロに依頼したい方はこちら】

専門業者に依頼する場合、気になるのはその費用の目安、相場です。

以下に浴室のかがみの交換を業者に依頼した場合の費用相場やサービス内容についてご紹介します。

浴室の鏡の交換を業者に依頼した場合の費用相場

プロに依頼した場合の費用相場は次の通りです。

鏡の種類 金額
既製品 1.5万円~5万円
オーダー品 2.5万円~10万円
10万円以上の場合も

鏡以外の作業料金(施工代・作業代、出張代金、材料)の相場は10,000円~30,000円です。

鏡の大きさや作業内容によって変わります。鏡の代金は、先ほどもご案内したように既製品とオーダー品で大きく異なります。

メーカーとホムセン、一般業者の「浴室の鏡交換サービス」の違い

プロに依頼する場合、大手のメーカーとホームセンター、一般の業者のどれがいいのか、判断ができないこともあるでしょう。

それぞれ、次のようなメリット、デメリットがあります。

  メリット デメリット
大手メーカー ・鏡や部品だけを購入することができる
・大手の信頼感がある
・メーカー保証がある
・交換費用が高い
・鏡や部品の価格は定価
・施行完了まで時間がかかる
ホームセンター ・長期保証がある(会社による)
・大手メーカーよりは安い
・信頼感がある
・施行完了までに時間がかかる
・業者が選べない
・クオリティが低い場合がある
一般業者 ・費用が安い
・トラブルに早く対応してくれる
・施行完了までが早い
・業者の比較が簡単にできる
・保証期間が短い(ない場合もある)

大手メーカーは数年単位の長期保証がありますが、費用が高く、時間がかかります。

ホームセンターは一般業者よりも保証期間が長い会社があり、大手メーカーよりも費用が安価です。

ただし、ホームセンターは仲介業者で、実際の作業は専任の業者が対応するため、業者を比較して選ぶことができません。

また、一般の業者に依頼するよりも、完了までの時間が長くなってしまいます。

賃貸やマンションの浴室・風呂の鏡を交換する場合は事前確認が大事!

賃貸やマンションの場合、大家さんや管理会社に次の3つのことを確認してください。

賃貸やマンションの場合に確認する3つのこと

①浴室の鏡が交換可能かどうか
②費用負担が入居者なのか所有者なのか
③交換はDIYか業者委託なのか

勝手に変えたりせず、まずは鏡を交換できるかを確認する必要があります。

部屋の所有者の許可なく鏡を交換したということが分かると、引っ越しの際に料金がかかってしまうリスクがあるからです。

鏡を交換する前に必ず、確認してください。

浴室・お風呂の鏡交換のまとめ

このページのまとめ

・DIYは費用は安いが手間と時間と知識が必要
・一般の業者への依頼が安く早く完了する
・賃貸やマンションの場合は事前確認が必須

浴室の鏡を交換することはDIYでもできますが、慣れてないと苦戦すると思います。

手間や時間、怪我のリスクや保証、料金のリーズナブルさを考えるとプロへの依頼がおすすめです。

  • この記事を書いた人

ガラスお助け本舗編集部

ガラスお助け本舗編集部は、
生活トラブルにおけるガラスの情報を発信する専門チームです。

「ガラスのトラブルを解決したい」という強い思いのもと、
現場で得た知識や経験を活かし、
ガラスの専門家から寄せられた意見も参考にしながら、
読者の皆様にとって本当に役立つコンテンツを目指します。

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