このような方にオススメ
- 複層ガラスの価格相場を知りたい方
- 同じサイズなのに価格が違う理由が気になる方
- 予算に合わせて最適な複層ガラスを選びたい方
複層ガラスへの交換を検討しているものの、価格の見当がつかず、足踏みしている方も多いのではないでしょうか。
インターネットやカタログで調べてみても、同じサイズの複層ガラスなのに金額の幅が大きく、どれくらいが相場なのか判断するのは困難です。
本記事では、複層ガラスのサイズ別・機能別の価格相場に加え、複層ガラスの価格を左右する6つの要素について解説します。
複層ガラスに交換する際の費用の目安や費用を抑えるコツも解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
まずは複層ガラスの基礎知識を確認!

複層ガラスとは、2枚の板ガラスの間に乾燥空気層(またはガス層)を設けて、断熱性を高めた構造のガラスです。
空気層が熱の移動をやわらげる役割を果たすため、単板ガラス(1枚のみのガラス)と比べて、室内の温度変化を抑えやすくなります。
一般にはAGCの登録商標である「ペアガラス」という呼び方が広く浸透していますが、正式名称は複層ガラスといい、どちらも同じガラスを指す言葉です。
複層ガラスには断熱性能をさらに高めたタイプや防犯性を備えたものなど、いくつかの種類があり、その違いによって価格にも差が生まれます。
各複層ガラスの特徴
- Low-E複層ガラス:Low-E金属膜でコーティングし、断熱・遮熱性を高めたタイプ
- 真空複層ガラス:2枚のガラスの間を真空状態にし、非常に高い断熱性を持つタイプ
- アルゴンガス入り複層ガラス:空気層に断熱性の高いアルゴンガスを封入したタイプ
- クリプトンガス入り複層ガラス:アルゴンガスよりもさらに断熱性を高めたクリプトンガスを封入したタイプ
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【サイズ別】複層ガラスの価格(相場)はいくら?

複層ガラスの交換費用は、窓のサイズによって変動します。
ここでは代表的な4つのサイズの費用相場を見ていきましょう。
複層ガラスのサイズ別費用相場
- 90cm×40cm以内:17,000円〜
- 90cm×90cm以内:21,000円〜
- 90cm×120cm以内:28,000円〜
- 90cm×180cm以内:35,000円〜
90cm×40cm以内:17,000円〜
換気用の小窓や、光を取り入れるFIX窓(開閉できないタイプの窓)に採用されることが多いサイズで、相場は17,000円〜です。
90cm×90cm以内:21,000円〜
腰の高さ程度に設置された「腰高窓」でよく見られるサイズで、費用の目安は21,000円〜になります。
90cm×120cm以内:28,000円〜

90cm×90cm以内と同様、腰高窓に採用されるサイズです。
費用相場は28,000円〜になります。
90cm×180cm以内:35,000円〜

ベランダなどへ出入りする掃き出し窓で多く採用されているサイズで、費用は35,000円〜が目安です。
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【機能別】複層ガラスの価格(相場)はいくら?
複層ガラスはサイズだけでなく、内部の空気層や特殊な加工によって性能が異なり、価格にも差が生まれます。
機能別の価格相場を解説します。
複層ガラスの機能別価格相場
- アルゴンガス入り:24,000円〜
- クリプトンガス入り:30,000円〜
- 真空複層ガラス:40,000円〜
アルゴンガス入り:24,000円〜

アルゴンガスとは、大気中に0.9%含まれている無色・無臭で、空気よりも熱を伝えにくい性質を持つ気体です。
アルゴンガスを封入した複層ガラスは、一般的な複層ガラスよりも断熱性能が高くなります。
価格を抑えながら断熱性を高めたいケースで選ばれることが多く、交換費用の相場は24,000円〜です。
クリプトンガス入り:30,000円〜

クリプトンガスとは、アルゴンガスよりもさらに熱を伝えにくい性質を持つ気体です。
希少なガスで、流通量はアルゴンガスほど多くありません。
アルゴンガスが十分な性能を発揮するには11〜12mm程度の空気層が必要なのに対し、クリプトンガスは6mm程度の薄い層でも高い効果を得られるため、ガラス全体を薄く・軽く仕上げられる点も魅力です。
価格はやや高めで、相場は30,000円〜になります。
真空複層ガラス:40,000円〜
真空複層ガラスは、2枚のガラスの間を真空状態にしたタイプの複層ガラスで、価格は40,000円〜です。
空気やガスを挟むタイプよりも熱が伝わりにくいため、アルゴンガス入りやクリプトンガス入りの複層ガラスと比べても、高い断熱・遮熱性能を発揮します。
真空層の厚みはわずか0.2mm程度で、ガラス全体の総厚も6mm程度に収まります。
そのため、通常の複層ガラスでは入らないサッシにも、そのまま入れ替えが可能です。
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複層ガラスの価格表、同じサイズなのになぜ金額が違う?

複層ガラスは、サイズが大きくなれば価格が上がるのは当然ですが、同じサイズであっても選ぶ仕様によって金額に大きな開きが出ます。
複層ガラスの価格に影響を与える6つの要素をそれぞれ確認していきましょう。
複層ガラスの価格に影響を与える要素6つ
- 厚さ:厚くなるほど高額に
- 枚数:ガラスの枚数が増えるほど高額に
- 機能:Low-E膜の有無や追加機能で変動
- 層の種類:アルゴンガスや真空層は高額に
- スペーサー:樹脂製にするとやや高額に
- サッシ:素材によって大きく変動
1. 厚さ:厚くなるほど高額に

一般的な複層ガラスは厚さ3mmのガラスを2枚使用し、間に12mm程度の空気層を設けた、総厚18mm程度のタイプが標準です。
一方、厚さを5mm+5mmに増やした厚手タイプは、標準タイプと比べて価格が約1.5〜2倍になります。
薄型でありながら高い断熱性を誇る真空複層ガラスなどの機能性タイプは、標準タイプと比べて価格が2〜2.5倍ほどとさらに高額です。
2. 枚数:ガラスの枚数が増えるほど高額に

(左)ペアガラス、(右)トリプルガラス
2枚構造の複層ガラス(ペアガラス)が標準的ですが、最近ではさらに断熱性を高めた3枚構造の「トリプルガラス」も人気を得ています。
価格の目安は、一般的な複層ガラス(ペアガラス)と比べて、トリプルガラスで約1.5〜2倍です。
その分、断熱性能も向上し、トリプルガラスの断熱性はペアガラスの約2倍とされています。
冷暖房費を大きく削減できることから、北海道や東北などの寒冷地や、電気代を抑えたい省エネ住宅では主流になりつつあります。
3. 機能:Low-E膜の有無や追加機能で変動

複層ガラスには標準的なタイプのほかにも、機能性を高めたさまざまな種類が存在します。
たとえばLow-E複層ガラスは、室内側または室外側のガラス表面に、遮熱・断熱性を高める金属膜「Low-E膜」をコーティングしたガラスです。
標準的な複層ガラスよりも高価で、一般住宅用の窓1枚の交換で数千円〜数万円程度の価格差が生じます。
4. 層の種類:アルゴンガスや真空層は高額に
複層ガラスの中空層の構造(タイプ)は、一般的に「空気<アルゴンガス<クリプトンガス<真空」の順で断熱効果が高くなり、それに伴って価格も上がる傾向にあります。
たとえば、真空層を設けた真空複層ガラスの断熱性能は、一般的な空気層を持つ複層ガラスの約2倍、単板ガラス1枚と比べると約4倍にもおよびます。
また、真空層はわずか0.2mmほどの薄い構造でも高い断熱効果を発揮するため、ガラス全体の厚みを抑えられ、既存のサッシをそのまま活かしたいケースにも最適です。
5. スペーサー:樹脂製にするとやや高額に

スペーサーとは、2枚のガラスの間に挟み込み、一定の間隔を保つための部材です。
一般的にはアルミ製が使われていますが、樹脂製のスペーサーに変更すると、熱を伝えにくくなる分、断熱性能が高まって価格は1枚あたり数千円〜1万円ほど高額になります。
YKK APの「APW 430」「APW 330」のハイグレード仕様や、LIXILの「TW」といった高性能な窓では、標準で樹脂スペーサーが採用されています。
6. サッシ:素材によって大きく変動

複層ガラスに交換する場合、サッシ(枠)の材質によって、断熱性能とセット価格が大きく異なります。
一般的なアルミサッシに比べ、樹脂サッシの価格は約2.5倍、その中間のアルミ樹脂複合サッシは約1.5倍程度が目安です。
| サッシの種類 | 特徴 | 価格の目安 |
| アルミサッシ | ・軽量で価格は安い
・断熱性は低め |
100,000円〜 |
| アルミ樹脂複合サッシ | ・価格と断熱性のバランスがよい | 150,000円〜 |
| 樹脂サッシ | ・断熱性、気密性に優れる
・価格は高め |
250,000円〜 |
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複層ガラスの交換にかかる価格の内訳

複層ガラスの交換費用は、ガラス代のほか、施工費やガラス処分費、出張費などで構成されています。
それぞれの内訳を解説します。
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ガラス代:17,000円〜
複層ガラスの費用の目安は17,000円〜ですが、大きさや厚み・封入するガスの種類などによって大きく異なります。
たとえば、高い断熱性を持ち、既存サッシのまま交換しやすい真空複層ガラスになると、費用は40,000円〜が目安です。
既存のサッシが複層ガラスに対応していない場合は、アタッチメント付き複層ガラス(25,000円〜)を選ぶか、サッシごとの交換(100,000円〜)が必要になる点も覚えておきましょう。
施工費:10,000円〜

ガラス交換の施工費は、10,000円〜が目安です。
ガラスの大きさや取り付け場所、サッシごと交換するケースなどは追加費用が発生します。
ガラス処分費:2,000円前後
取り外した古いガラスを処分する際は、別途処分費用が発生することがあります。
相場は2,000円前後ですが、ガラス業者によっては施工費に含まれていることもあるため、見積書で確認しておくと安心です。
出張費:3,000円〜

ガラス代や施工費のほかに、業者が現地へ訪問するための出張費(3,000円〜)がかかることがあります。
遠方や、夜間・休日の対応では、割増料金が加算されるケースも。
なお、「ガラスお助け本舗」では出張費無料で対応しております(ただし、お見積もり前のお客さま都合によるキャンセルは、キャンセル料が発生するケースがあります)。
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複層ガラスの交換費用を抑える4つのポイント

複層ガラスの交換費用は高額になりがちですが、保険や補助金などをうまく活用すれば負担を抑えられます。
費用を抑える4つのポイントをそれぞれ解説します。
同じグレードの複層ガラスに交換する
複層ガラスには、断熱性能や封入するガスの種類によって、いくつかのグレードがあります。
性能が高くなるほど価格も上がるため、費用を抑えたいときは、必要以上にグレードアップせず、現在使用しているものと同等グレードの複層ガラスを選びましょう。
また、断熱性をそこまで求めず費用を最優先にしたいときは、単板ガラス(1枚ガラス)に変更するのも選択肢の1つです。
保険が使えるか確認する

火災保険は、火災だけでなく、台風や落雷、飛来物などが原因でガラスが割れた際にも利用できることがあります。
一方、経年劣化や自然に発生した内部結露などは、原則として補償の対象外です。
まずは保険会社に相談し、補償の対象になるか確認しましょう。
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メーカー保証で交換する
メーカーによっては、複層ガラスの内部結露などについて保証を設けており、保証期間内であれば無償、または費用を抑えて交換可能です。
たとえばYKK APでは、複層ガラスの内部結露について10年間の保証を設けています。
保証の対象条件や期間はメーカーや製品によって異なるため、公式サイトなどで事前に確認しておくと安心です。
参照
YKK AP:商品保証について
国の補助金制度を活用する

国や自治体では、高断熱窓への交換を対象とした補助金制度を設けています。
たとえば、国の「先進的窓リノベ2026事業」では、条件に応じて費用の一部が補助され、住宅1戸あたり最大100万円が上限です。
自治体独自で実施しているケースもあるため、お住まいの地域で利用できる制度がないか確認しましょう。
予算に達すると早期終了することもあるため、早めの確認がおすすめです。
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要注意!悪徳ガラス業者にありがちな特徴3つ
ガラス業者のなかには、相場とかけ離れた高額請求など、トラブルにつながる対応をする業者も存在するため注意しましょう。
悪徳業者を避けるために、事前に知っておきたい特徴を3つ紹介します。
価格が相場よりも明らかに安い

極端に安い料金を掲げているガラス業者には注意が必要です。
相場より大幅に安い金額は、いわゆる「おとり広告」であるケースが多く、現地調査後に高額な追加費用を請求されるトラブルにつながることがあります。
料金の安さだけで判断せず、提示された金額が相場と比べて妥当かどうかを見極めることが大切です。
会社情報が詳しく掲載されていない
会社名や所在地、電話番号といった基本情報が公式サイトに詳しく掲載されていないガラス業者にも注意してください。
なかには架空の住所を掲載しているような悪質なガラス業者も存在し、施工後に不具合などのトラブルが起きた際、連絡が取れなくなってしまうリスクがあります。
依頼前に、会社情報がきちんと公開されているか確認しておきましょう。
口頭での見積もりだけで作業に着手する

見積書を発行せず、口頭での説明だけで作業を進めようとするガラス業者に注意しましょう。
作業内容や費用の内訳を書面で確認しないまま依頼すると、「言った・言わない」のトラブルにつながりかねません。
作業前に必ず見積書を受け取り、内容に納得したうえで依頼しましょう。
「ガラスお助け本舗」では作業前のお見積もりを必須としており、作業後に想定外の費用が発生することはありません。
安心してお問い合わせください。
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最適な複層ガラス選びは、ガラス業者への相談がおすすめ
複層ガラスの価格は、サイズや厚さ、枚数、機能、層の種類、サッシの素材など、さまざまな要素によって大きく変わります。
高価なものが必ずしもご自宅に最適とは限らず、何を重視するかを慎重に決めないと、期待する効果を得られません。
まずはご自宅の窓に必要な性能を整理し、予算とのバランスに合った最適な複層ガラスを選びましょう。
「ガラスお助け本舗」では全国の優良ガラス業者と提携しており、複層ガラスの交換にも対応しております。
現地調査(無料)で状況を確認したうえでお見積もりをご提示し、ご納得いただいてから作業を行いますので、安心してご相談ください。
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