ペアガラスのヒビをDIYで補修・修理する方法とプロの料金表を公開

「ペアガラスにヒビが入ったんだけど、補修?修理ってDIYでできるかな?」「プロにペアガラスのヒビの補修や修理を依頼すると料金はいくらぐらい?」と考えていませんか?

ペアガラスにヒビ・傷が少し入ったぐらいなら補修することはできます。

ですが、ビッと長めにヒビが入ってしまった場合は、修理・交換が必要です。

このページでは、ペアガラスの補修や修理・交換のDIYの手順、プロに修理・交換を依頼した場合の料金表などをご案内しています。

ペアガラスにヒビや傷が…、補修 or 修理・交換、どっち?

ペアガラスのひび割れが小さく浅い場合は、補修テープや専用の接着剤などを使うことで補修して、隠すことができます。

その場合は、ペアガラスのヒビをDIYで補修する方法をご覧になってみてください。

もしひび割れが大きく、ビッと割れ目が入っている場合は修理・交換が必須です。

補修と違って、ペアガラスの修理・交換は費用が高いですが、割れた理由によっては保険が適用できて、費用が実質ゼロになることがあります。

ですので、ペアガラスの修理・交換をプロに依頼する場合は、保険に対応している業者を選ぶようにしてくださいね。

ペアガラスそのものについて詳しく知りたい方はこちらの「ペアガラスとは?」をご覧ください。

参考)ガラスが割れた時に使える3種類の保険と適用条件

ペアガラスのヒビをDIYで補修・修理する方法

小さなヒビを自分で補修して隠す方法と、熱割れなどでできた大きめのヒビを修理・交換をする方法をご案内します。

ペアガラスのヒビを自分で補修する方法(小さめのヒビ・傷)

ひび割れが小さく浅い場合には次のような方法で補修できます。

ペアガラスのヒビを自分で補修する7つの方法
【方法①】テープを貼る
【方法②】保護用フィルムを貼る
【方法③】段ボールを貼り付ける
【方法④】接着剤を注入する
【方法⑤】ガラス用のパテを埋め込む
【方法⑥】ガラス用のコーキング剤を注入する
【方法⑦】ガラスのリペアキットを利用する

とりあえず、一時的な応急処置をするだけならこの方法でDIYできます。

ですが、ペアガラスが本来持つ断熱や遮熱、結露低減などの機能は失っています

それに見栄えは悪いですし、次第にヒビは大きくなっていきますので、いずれは修理・交換をすることになります。

誰かが怪我しないうちに取り組んでくださいね。

参考)ガラスを補修・応急処置する7つの方法

ペアガラスの修理・交換をDIYでする方法(大きめのヒビ)

ペアガラスをDIYで修理・交換する手順は次の通りです。

ペアガラス修理・交換の手順
【手順①】窓枠からサッシを取り出す
【手順②】サッシからガラスを取り出す
【手順②】ペアガラスの大きさと厚さを測る
【手順③】新品のペアガラスを購入する
【手順④】サッシを分解してペアガラスを取り出す
【手順⑤】購入したペアガラスにゴムパッキンを巻き付ける
【手順⑥】サッシを組み立てる
【手順⑦】サッシを窓枠に戻す
【手順⑧】確認のために窓を開け閉めする

こちらの動画と照らし合わせて、自分でするイメージを付けてみてください。

サッシからガラスを取り出し、正確なサイズを計測したことがある方なら、作業自体のDIY難易度はそこまで高くありません

必要な道具とその価格は次の通りです。

道具 価格
プラスドライバー 200~3,000円程度
床を保護するための敷物 700~5,000円程度
ハンマー 900~10,000円程度
交換用ゴムパッキン 2,000~4,000円程度
新品のペアガラス 10,000~30,000円程度
合計 13,800~52,000円程度

DIYで気を付けたいのは、ペアガラスは8種類あり、種類が違うとサッシに収まらないことがある、ということです

サイズや種類などの注文内容が間違っていても、返金に応じてくれませんので、購入する際は注意してくださいね。

また、ペアガラスは通常のガラスよりも重量がありますので、必ず2人以上で、落下しないように注意しながら作業してください。

「自分でペアガラスを購入するのは難しい」「時間が無い」という人や「サッシを取り出せない、サッシからペアガラスを取り出せない」という場合は、プロに依頼することになります。

ペアガラスの傷やヒビの修理・交換をプロに依頼する場合の料金表

ひび割れたペアガラスの修理をプロに依頼した場合の料金表は次の通りです。

項目 費用
ペアガラス(標準) 15,000円~35,000円程度
出張料 3,000円~8,000円程度
作業代 8,000~15,000円程度
合計 26,000円~58,000円程度

ペアガラスの費用は、サイズや種類によって異なります。標準のもの以外の「ペアガラスの料金表」はこちらでご確認いただけます。

また、出張代や作業代は業者によって異なります。

ガラス修理業者の中には悪質業者がいることがありますので、依頼する場合は必ず複数の会社に見積もりを依頼してください。

大幅に料金が安かったり、極端に高かったり、見積もりを出さなかったりしたら、悪質業者の可能性が高いので注意が必要です。

より詳しくは「悪質業者を見分けるポイント」をご覧になってみてください。

なお、ペアガラスは大手ガラスメーカーのAGCの登録商標で、複層ガラスの一種です。

YKK APセキスイハイムLIXILのトステムでも同様の機能を持つ複層ガラスを取り扱っています。

各社とも、断熱・遮熱機能や結露低減機能があり、防音、防犯などの機能を付けることができます。

ですので、プロに修理を相談する場合は、対応しているメーカーの幅の広さがとても大事です。

ガラスお助け本舗のような全メーカーに対応しているプロに相談すると、ペアガラスの修理はとてもスムーズに完了します。

参考)ペアガラスの交換料金を解説!

ペアガラスのヒビの修理・補修のまとめ

このページのまとめ
・ペアガラスの浅めのヒビは補修できる
・ペアガラスの修理・交換はDIYではなくプロに依頼する
・ペアガラスのひびに保険適用できる場合がある

ペアガラスの補修ができるのは浅めの範囲が狭いヒビ程度で、あくまで応急処置という位置づけです。

ビッと広い範囲に線が入ったようなヒビの場合は、補修ではなく、ペアガラスの修理・交換が必要です。

DIYするには難易度が高いため、プロに依頼することをおすすめします。

なお、割れた原因によっては保険が適用でき、実質ゼロ円で補修・修理ができることがありますので、保険に対応している業者に聞いてみてください。

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