窓ガラスは暑さで割れる?4つの原因と熱割れを防ぐ6つの対策を解説

「窓ガラスにヒビ割れが…。暑いから?」
「暑さで窓ガラスって割れるの?うちは大丈夫かな…」

このようにお考えではありませんか?

暑さが原因で、窓ガラスにヒビが入ったり、割れたりすることがあります。

このページでは、暑さで窓ガラスが割れる原因や割れた場合の対策をご案内しています。

>>安全にガラスを片付けたい方はこちら
>>窓ガラスが割れるのを予防したい方はこちら

暑さで窓ガラスが割れるのは「熱割れ」が起こったから!

熱割れとは、暑さや寒さなど熱による膨張する力の差がガラスに作用し、ヒビが入ったり割れたりすることです。

もし、ガラスの端の部分からヒビが入って、直角に割れたあと、さらに蛇行しながらヒビが入っているなら、熱割れです。

物が当たった場合は、衝撃を受けた部分から放射状にヒビが入ります

熱割れのメカニズムは次の通りです。

熱割れのメカニズム

夏の冷房の風が窓ガラスに当たると、外の気温で熱くなるところと内側の冷房で冷えるところとで温度差が生じます。

窓ガラスに引張応力(ひっぱりおうりょく)が発生した結果、ガラスが割れてしまいます。

引張応力とは、ガラスなどの物体が外からの力により引っ張られて伸びるときに、物体の内部に生じる力。

暑すぎる気温と低く設定したエアコンによって温度差が生じたことで、ガラスが熱割れした可能性が高いです。

特に網ガラスは熱割れが起きやすいです。

膨張率の異なる金属製の網とガラスとの間で歪みが生じやすいからです。

詳しくは「網入りガラスが熱割れする11の原因と修理・交換費用の相場を解説!」でご案内していますので、ご覧になってみてください。

暑さで窓ガラスが熱割れする4つの原因

熱割れが起きる4つの原因

① 室内外の温度差
② 熱耐性のないガラス
③ 取り付け不良
④ ガラス表面の汚れや傷

熱割れが起きやすい順番に並べています。

それぞれの原因について、詳しくご案内しますね。

【原因①】室内外の温度差

室内外の温度差で窓ガラスが割れる理由は、先ほどもご案内したように、ガラスは熱で膨張する性質があるからです。

外気温と室内の温度の違いにより、引張応力が発生し割れてしまいます。

特に猛暑日など、外気温が高く室内が冷房で冷やされているときは、温度差が大きくなるため、窓ガラスが割れやすいです。

次のようなケースでは、熱割れのリスクが高いです。

・カーテンやブラインドで遮光している
・ガラスフィルムを貼り付けている

【原因②】熱耐性のないガラス

熱耐性のないガラスが暑さで割れる理由は、そのガラスが温度差に弱いからです。

例えば、日当たりが良く、温度差が生じやすい場所で、耐熱性のないガラスを設置しているケースが挙げられます。

【原因③】取り付け不良

取り付けが悪いと割れる理由は、熱膨張のストレスがかかりやすくなるからです。

具体的には次のようなケースです。

・窓ガラスに不均一な力をかけた状態で取り付けられた
・フレームにしっかり固定されていない

【原因④】ガラス表面の汚れや傷

ガラス表面に汚れや傷があると割れる理由は、熱による膨張が不均一になるからです。

汚れや傷により熱膨張にムラが生じ、他の部分より割れやすくなります。

窓ガラスが暑さで割れたら4つの手順で対処しよう!

窓ガラスが熱割れしたときの4つの手順

① 割れた破片を片付ける
② ガムテープなどで補強する
③ 火災保険が適用されるか確認する
④ 専門業者に交換を依頼する

この手順だとスムーズです。

それぞれご案内していきます。

【手順①】割れた破片を片付ける

まずは破片を片付けてください。

散らばった破片で怪我をする危険性があるからです。

破片の取扱い方は次の通りです。

・大きな破片は新聞紙に包む
・細かい破片は掃除機で吸い込む

掃除するときは、軍手をはめて、スリッパ を履いてくださいね。

【手順②】ガムテープなどで補強する

これをする理由は、ヒビが広がらないようにするためです。

ヒビが入った状態でそのままにしておくと、ガラスの先端で怪我をしたり、ヒビが大きくなったりして危険です。

次のようにしてください。

・ヒビはガムテープで補強する
・大きく割れたらプラスチックシートとガムテープで補強する

プラスチックシートとは、建築や工作で使われるビニール樹脂製のシートのことです。

割れた部分の大きさに合わせて、ハサミなどでカットします。

100均やホームセンターで購入できますよ。

【手順③】火災保険が適用されるか確認する

これをする理由は、加入している火災保険の適用範囲に熱割れが含まれていることがあるためです。

もし含まれていれば、実質無料で窓ガラスを交換できます。

賃貸にお住まいの方は、管理会社や家主に火災保険の契約内容を問い合わせてください。

【手順④】専門業者に交換を依頼する

専門業者に交換を依頼する理由は、DIYの難易度が高い(できない)ですし、割れた窓ガラスの放置は危険だからです。

少しの衝撃でヒビや割れがひどくなってしまいます。

ですので、補強はあくまで一時的なものとお考えください。

交換する際、再び熱割れが起きないように、ガラスの種類について相談してみてくださいね。

熱強度の高いガラスには、強化ガラスや遮熱ガラスなどがあります。

窓ガラスが暑さで割れたら業者に対応を依頼!選ぶポイントを解説

業者選びの5つのポイント

① 早めに対応してもらえるか
② 料金は適正であるか
③ 交換・修理の実績は豊富か
④ 保険代行が可能か
⑤ アフターフォローがあるか

交換業者はこのポイントで選んでください。

暑さで割れた窓ガラスをそのままにしておくと、次のようなデメリットがあります。

・エアコンが効きづらい状態になる(暑い)
・ヒビは時間とともに大きくなる
・割れたガラスで怪我をする

ガラスを自分で交換するのは非常に難しいですし、できたとしても数日かかります。

なるべく早く対応してくれる業者に依頼してくださいね。

ただ、中には相場よりも高額な請求をする悪質な業者がいます

ですので、見積もりに記載されている金額以外に費用がかからないかを確認してください。

おすすめの業者はガラスお助け本舗です。

おすすめの理由は次の通りです。

「ガラスお助け本舗」がおすすめな理由

・365日年中無休で受付
・日本全国に対応しスピード修理
・見積もり後の追加料金なし
・年間5万件以上の豊富な修理実績
・作業後3カ月以内であれば無料で修理

各種クレジットカード決済や施工後に銀行やコンビニでの後払いにも対応しています。

しつこい営業などは一切ありませんし、電話代や見積もり代は無料ですので、一度、気軽に電話で相談してみてくださいね。

>>ガラスお助け本舗のホームページを見る

窓ガラスが暑さで割れるのを防ぐ6つの予防法

窓ガラスの熱割れの予防法

① 窓ガラスから物を離して置く
② エアコンの風が直接当たらないようにする
③ カーテンやブラインドは密着しないように取り付ける
④ 定期的にメンテナンスする
⑤ 室外機は窓ガラスから離して置く
⑥ 熱割れしにくいガラスに交換する

「作業の規模」「費用」でおすすめの順位に並べています。

それぞれの対策について詳しくご案内しますね。

【予防法①】窓ガラスから物を離して置く

この方法が有効な理由は、窓と物との間の熱がこもりにくくなるからです。

もし窓の近くに物を置かなければいけない場合は、荷物を高く積み上げ無いようにしてください。

ガラスに影が落ちて温度差が生じないようにするためです。

【対策②】エアコンの風が直接当たらないようにする

この方法が有効な理由は、窓ガラスに大きな温度差が生じないからです。

エアコンの風を窓ガラスに当てると、風が当たらない部分との温度差が大きくなり、熱割れしやすくなります。

風向きを上や下に設定してみてください。

【対策③】カーテンやブラインドは密着しないように取り付ける

この方法が有効な理由は、窓ガラスの付近に熱がこもらないようにできるからです。

取り付ける場合は、窓ガラスから15cm以上離してください。

窓ガラスとカーテン、ブラインドとの間で空気が循環し、熱がこもりにくくなります。

【対策④】定期的にメンテナンスする

この方法が有効な理由は、傷や汚れがあるか確認して、対処できるからです。

窓ガラスの熱割れは、夏だけでなく外気温と室温の差が大きい冬も起きやすいです。

夏や冬は、窓ガラスに傷や汚れが付いていないかチェックし、ガラスの表面をきれいに保ちます。

汚れがついていたら掃除をしてください。

傷がある場合は、ガラスの補修をしてみてください。

【対策⑤】室外機は窓ガラスから離して置く

この方法が有効な理由は、室外機からの熱風で温度差が生じないようにできるからです。

エアコンの室外機から出る風は高温です。

窓ガラスに当たった部分の温度が上がって、室内外で温度差が生じます。

室外機を取り付けるポイントは次の通りです。

・壁を背面にして取り付ける
・壁から5cm以上離す

【対策⑥】熱割れしにくいガラスに交換する 

熱割れしにくいガラスとは、温度差に強いガラスのことです。

網入りガラスを使用している場合は、耐熱強化ガラスへの交換をご検討ください。

ただし、防火地域や準防火地域では網入りガラスが必須です。

該当の地域かどうかは、検索すれば簡単に調べられます。

ガラスを交換できる場合は、窓ガラス交換業者に相談をしてください。

窓ガラスが暑さで割れるに関するまとめ

このページのまとめ

・暑さで窓ガラスが割れる原因は4つある
・窓ガラスの熱割れを防ぐには6つの対策がある
・業者の選びにはポイントがある

もし割れてしまったら、放置するのではなく、窓ガラスの交換業者に依頼してください。

ご案内した業者選びのポイントを参考にすると、良い業者が見つかりますよ。

お急ぎの方や失敗したくない方は、ガラスお助け本舗をご検討ください。

24時間・365日電話対応していて、修理に来てくれる時間も短いですよ。

お電話1本でスピーディーに解決!ガラスの修理・交換、最短5分で手配!ご相談・お見積りだけでもOK!お気軽にお電話ください。お見積り無料、フリーダイヤル0120-688-672、日本全国対応 365日年中無休 受付時間:24時間 0120-688-672