ガラスお助けコンテンツ

リビング・室内のドアガラスを交換したい!DIY方法や費用相場を解説

「室内ドアガラスの交換はDIYで簡単にできる?」

「リビングのドアガラス交換、プロの費用はいくらか」

などと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、室内のリビングドアガラスの交換について、的確な判断をするための情報をご案内していきます。

リビングなど室内のドアガラスを交換する前にチェック!

DIYで交換するにしても、プロに依頼するにしても、室内のビリングドアのガラスが割れたら、まず下記2つをご確認ください。

チェックすべき2つのこと

①室内のドアガラスが割れた場合の対処の手順
②ドアガラスの交換で使える保険の確認

それぞれご案内していきます。

【チェック①】室内のドアガラスが割れた際の対処の手順

割れた場合の対処「6つの手順」

1.まずは落ち着く
2.ケガを防ぐ準備をする
3.大きな破片から拾っていく
4.小さな破片を処理する
5.細かい破片を処理する
6.ゴミ出しをする

室内でガラスが割れてしまった場合、大きな破損でなくてもケガの原因になりかねません。

まずは一旦落ち着いて、ケガをしないような準備をしてください。

掃除機を使用する場合のポイント

【ポイント1】掃除機のノズルの先にストッキングを被せる
【ポイント2】被せた根本を輪ゴムなどでしっかり留める

そのまま破片を吸ってしまうと、掃除機の内部を傷つけてしまい故障する原因になるため注意が必要です。

片付けたガラスは自治体のルールに従って廃棄してください。

【チェック②】実質ゼロ円に!?ドアガラスの交換で使える保険

ドアガラスが割れてしまった場合、交換費用を保険でカバーできることがあります。

利用できる保険の種類や適用条件は次のとおりです。

保険の種類 適用条件
火災保険 ・火災による被害
・空き巣による被害
・飛来物による被害
・台風や強風による被害
地震保険 ・地震による被害
賠償責任保険 ・物をぶつけて割ってしまった
・事故で割ってしまった

次のような場合でも保険を適用できることがあります。

保険の適用例

例①)子供が友達と遊んでいて割った
例②)子供がおもちゃをぶつけて割った
例③)大掃除や引越しの家具の移動などで割った

室内のリビングドアガラスの割れ・破損に保険が適用される場合、プロに依頼した費用が実質ゼロ円になることもありますので、確認してみてください。

室内ドアガラスの交換はアクリルにする方がいい?

  メリット デメリット
ガラス ・透明度が高い
・硬度が高い為、傷がつきにくい
・耐熱性がある
・劣化しにくい
・一般的なガラスは割れやすい
・加工がしにくい
・重たい
アクリル    ・ガラスに比べ、割れにくい
・加工しやすい
・軽い
・熱に弱い
・硬度が低い為、傷がつきやすい

ガラスは、紫外線や温度変化にも強く経年劣化しにくいですが、割れやすく、割れた場合に破片でケガをすることがあります。

一方のアクリルは傷付きやすいものの、割れにくいた、小さいお子様や高齢の方がいるご家庭におすすめです。

室内のリビングドアガラスを交換する4つの方法と費用

室内のリビングドアガラス「4つの交換方法」

【方法①】ドア用ガラスを購入して交換(DIY)5000円~
【方法②】ドア本体を購入して交換(DIY)2万円~
【方法③】室内のドアガラス交換をプロに依頼 1万円~
【方法④】リビングのドア本体の交換をプロに依頼 6万円~

室内のリビングドアガラスを交換する方法は4つあります。

【方法①】自分でドア用ガラスを購入して交換する(DIY)

作業に慣れている人であれば、ドアの種類によってはガラス交換をDIYできます。

手順とポイントは次の通りです。

手順 ポイント
1.古いガラスを取り出す ドアにガラスを固定している「押縁(おしぶち)」と呼ばれる部材のビスを緩めて、古いガラスを取り出す
2.ガラスの見積もりを取る 取り出したガラスのサイズや厚みを計測し、複数のガラスショップに伝えて、見積りを取る
3.ガラスを注文する ガラスの見積りを比較して納得がいくものを注文する
4.新しいガラスに交換する 新しいガラスが届いたら、押緑を丁寧に固定する

ドアガラスを外す場合は、ケガをしないように、事前に軍手や作業用の手袋を着用してください。

押縁(おしぶち)を外したり、固定したりする際は、経年劣化で固くなった押縁が割れないように注意しましょう。

リビングドアのガラス・アクリルの費用は下記の通りです。

種類 費用(90cm×90cm 厚さ3mm)
フロートガラス 9,000円~13,000円
すりガラス 11,000円~15,000円
型板ガラス 8,500円~13,000円
アクリル 5,000円~
ポリカーボネート 7,000円~

ポリカーボネート(以下、ポリカ)とは、アクリル板と同じプラスチック系の素材で、アクリル板の30倍、ガラスの250倍の強度があります。

ガラス・アクリル、ポリカのサイズ、種類、厚みで価格変わってくるため、ネットの販売サイトで相談してみてください。

【方法②】自分でドア本体を購入して交換する(DIY)

ドア交換は、ドアを購入しドライバーでドアの蝶番(ちょうつがい)を取り外せば1人で作業を終わらせることは可能です。

ただし、リビングドア用のドア本体の費用は安いもので2万円~、高いもので30万円と高額になります。

金額は、ドアの素材やデザインで変わるため、ネット通販サイトとメールや電話でやり取りし、納得のいくドアを購入してください。

【方法③】室内のドアガラス交換をプロに依頼する

室内のリビングドアガラスの交換費用は10,000円~40,00円です。

費用はガラスの種類、サイズ、作業の難易度によって変わります。

業者選びの際は、次のようなポイントを抑えてください。

良質な業者に依頼するためのポイント

【ポイント1】対応しているガラスの種類が豊富
【ポイント2】ガラス交換の実績が豊富
【ポイント3】24時間365日対応している

【方法④】リビングのドア本体の交換をプロに依頼する

ドアの交換をする場合、費用は6万円~です。

ただし、ドア枠ごと代えたり、開き戸 ⇒ 引き戸 に交換したりするような大掛かりなリフォーム代金の相場は10万円~となります。

内容や業者によって金額が大きく変わるため、複数のリフォーム会社から見積もりを取るようにしてください。

勝手口や玄関ドアのガラス交換はDIYできる?費用はいくら?

勝手口や玄関ドアのガラス交換をDIYで行うのは難しいです。

勝手口のドアや玄関のドアは、防犯や断熱、採光、隙間風、漏水(ろうすい)を考慮して作られており、DIYではガラスを外すことが難しい構造になっているものが多いです。

勝手口・玄関ドアガラスの交換費用の相場はこちらを参考にしてください。

交換費用 費用相場
玄関ドア(フロートガラスなど) 20,000円~30,000円
玄関ドア(複層、網入りガラスなど) 30,000円~100,000円
型勝手口ドア(複層、網入りガラス) 20,000円~100,000円

玄関のガラス交換費用について、詳しくは「玄関ドア・玄関引き戸のガラス交換の費用相場」にて確認できます。

賃貸・分譲マンションの室内ドアガラス修理

賃貸・分譲マンションの室内ドアガラス修理は、自己負担になることがほとんどです。

ドアガラス交換前に、大家さんや管理会社、管理人などに確認をしてみてください。

もしDIYをしてドア本体や床を傷つけてしまった場合、ガラス交換の費用だけでなく、ドア本体の交換や床の張替えなど、余計な費用を負担しなければならなくなる可能性があります。

室内のリビングドアガラスの交換方法についてのまとめ

このページのまとめ

・室内のドアガラス交換の前にチェックすべきことが2つある
・リビングドアのガラスを交換する方法は4つある
・室内ドアガラスの交換を依頼する場合は悪質業者に気を付ける

リビングなど室内のガラスが割れて、ガラスを交換する場合の最初の一歩は「片づけの方法」と「適用できる保険の有無」の確認です。

室内ドアガラスの交換方法は4つありますが、手間や時間、難易度を考えるとDIYはおすすめではありません。

プロにリビングのドアガラスの交換を依頼する場合は、悪質業者を避けるために、複数の業者に見積もりを依頼して、比較検討してから依頼するようにしてください。

  • この記事を書いた人

ガラスお助け本舗編集部

ガラスお助け本舗編集部は、
生活トラブルにおけるガラスの情報を発信する専門チームです。

「ガラスのトラブルを解決したい」という強い思いのもと、
現場で得た知識や経験を活かし、
ガラスの専門家から寄せられた意見も参考にしながら、
読者の皆様にとって本当に役立つコンテンツを目指します。

-ガラスお助けコンテンツ
-, , , ,