出窓のガラス・サッシの交換費用やDIYの可否を分かりやすく解説!
「出窓のガラス、サッシを交換したいんだけど、費用はどれぐらい?」「自分でDIYできるかな?」と考えていませんか?
このページでは、出窓のガラス・サッシの交換のDIYの方法やプロに依頼した場合の費用が具体的にいくらになるのかをご案内しています。
目次
出窓はガラス交換だけでOK?サッシ交換も必要?最適な対策を検討しよう!
出窓のガラスやサッシを交換する理由と適切な対策は次のとおりです。
交換する理由 | 適切な対策 |
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割れた(物理的、錆割れなど) | ・ガラスを交換する ・他のガラスに交換する(防犯ガラス、強化ガラス、合わせガラス) |
熱割れした | ・耐熱ガラスに交換する ・飛散防止や結露防止などのフィルム、遮光カーテンを使わない |
結露がひどい | ・複層ガラスに交換する ・樹脂サッシに交換する ・内窓(二重窓)を取り付ける ・結露防止シート、結露防止スプレー、結露吸水テープ、除湿器を使う サッシやゴムパッキンをこまめに掃除する |
防犯を強化したい | ・防犯ガラスに交換する ・シャッター・雨戸・面格子を取り付ける ・内窓(二重窓)を取り付ける |
デザインを変えたい、使い勝手を良くしたい | ・サッシを交換する |
隙間風を防ぎたい | ・サッシを交換する |
経年劣化(サッシが壊れたなど) | ・サッシを交換する |
>>出窓のガラスを交換する人はこちら
>>出窓のサッシを交換する人はこちら
台風や強風で小石などの飛来物が出窓のガラスにぶつかったり、熱割れしたりして、ガラスが割れてしまったら、その交換をすることになります。
熱割れとは、「寒暖差によってガラスが割れる」という自然現象です。
飛来物や熱割れなどの自然現象によってガラスが割れた場合、保険金が出る可能性があり、実質ゼロ円で交換できることがありますので確認したいところです。
より詳しくは「窓などのガラスが割れた時に使える3種類の保険と適用条件」をご覧になってみてください。
交換する理由によっては、ガラスだけでなく、出窓のサッシや窓枠を交換することになる場合もあります。
例えば、結露がひどい場合、断熱性能が高い複層ガラス(ペアガラス)にすることがありますが、複層ガラスは2枚以上のガラスの間に空間があり、単版のガラスの2~3倍程度の厚みがあります。
既存のサッシに入らない場合は、複層ガラス用のサッシに交換する必要があります。
この他、隙間風の対策や防犯対策などを万全にしたい場合や築年数が古い古民家の場合は、出窓のガラス交換だけでは不十分で、サッシの交換が必要な場合があります。
「…う~ん、ウチの場合はどうしたらいいのかな?」と迷われたら、ガラス交換・修理の専門業者に相談をしてみてください。
最適な対策を教えてもらえますよ。
ただし、ガラス交換・専門業者によっては、高所の出窓に対応していなかったり、保険に疎かったりすることがあります。
ガラスお助け本舗は、どんなガラスでもOKですし、保険にも対応してるので、利用してみてくださいね。
出窓のガラス交換はDIYできる?プロに依頼した場合の費用も解説!
出窓のガラス交換を自分でDIYすることはできます。
ですが、難易度が高いので、基本的にはガラス交換・修理の専門業者に依頼することをおすすめします。
ここからはDIYとプロに依頼した場合についてご案内していきます。
DIYする場合の手順と費用
出窓のガラス交換を自分でする手順 |
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【手順①】サッシを出窓の窓枠から取り外す 【手順②】サッシを解体し、ガラスを取り外す 【手順③】新しいガラスにゴムパッキンを巻き付ける 【手順④】新しいガラスをサッシにはめる 【手順⑤】解体したサッシを組み立てる 【手順⑥】サッシを出窓の窓枠に戻す |
ガラス交換の手順は、出窓でも通常の窓でもほぼ同じですので、こちらの動画でイメージを付けてみてください。
出窓のガラス交換で用意するものはこちらの通りです。
用意するもの | 費用 |
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新しいガラス | 後述 |
ゴムパッキン | 1,000円~ |
マスキングテープ | 150円~ |
ドライバー | 1,000円~ |
ハンマー | 500円~ |
軍手 | 100円~ |
敷物 | 自宅にあるものでOK |
合計 | 3,750円~ |
こちらにガラス代が加わります。
ガラスの料金表はこちらをご覧になってみてください。
ガラスの種類 | 費用(90cmX90cm) |
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透明ガラス | 6,000円~9,000円程度 |
板ガラス | 6,000円~9,000円程度 |
網入りガラス | 15,000円~20,000円程度 |
強化ガラス | 20,000円~40,000円程度 |
複層ガラス | 20,000円~40,00円程度 |
合わせガラス | 40,000円~70,000円程度 |
出窓の交換用のガラスを購入するのは、ネットの専門店が便利です。
「ガラス専門店ではなくて、コーナンとかコメリとかカインズとかのホームセンターで買いたいんだけど…」とお考えになるかと思いますが、窓用のガラスを取り扱っているホームセンターはほぼありません。
大きなホームセンターであればリフォームの相談窓口があり、サッシの交換に対応してくれることがありますので、事前に電話で確認してみてくださいね。
…ここまでご案内した通り、出窓のガラス交換のDIYはガラスや窓、ゴムパッキン(コーキング)についての知識が無いととても難しいので、出窓のガラス交換を自分で行うことはおすすめしません。
プロに依頼する場合の費用
先ほどご案内した出窓用のガラス料金表に、数千円~の工賃がかかりますので、トータルでは2万円~5万円です。
ただし、高い場所に設置されている出窓の場合、足場作業が必要になるため、さらに費用がかかります。
また、出窓には次の5種類あり、それぞれで工賃が異なります。
出窓の種類 | 特徴 |
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台形出窓 (角型出窓) |
一般的な出窓で、張り出している窓の形が台形または角型で、和風・洋風どちらにも合わせやすい |
三角出窓 | 張り出している窓の形が三角形で、小さなスペースでも造ることができる |
弓形出窓 (ボウウィンドウ) |
半円形に張り出していて、デザイン性が高く、洋風の建物に採用されることが多い |
トップライト出窓 | 出窓の屋根にあたる部分がガラスになっていて、光を取り入れやすい |
ハーフ出窓 | 張り出す奥行きが浅いため、高い所や手が届きにくい場所などに採用されることが多い |
リーズナブルな依頼にするなら、業者の対応実績の豊富さがポイントです。
ガラスお助け本舗は、年間5万件以上の対応実績があり、他店よりも1円でも高い場合に相談に応じてくれます。
まずは一度、気軽に電話をしてみてください。
戸建ての出窓のサッシ交換「3つの方法」とプロに依頼した場合の費用を解説!
戸建ての出窓のサッシ交換「3つの方法」 |
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【方法①】ガラス付のサッシを取り寄せて交換する 【方法②】今のサッシに新しく取り寄せたサッシを被せる(カバー工法) 【方法③】サッシをはめ込んでいる窓枠ごと交換する(リフォーム) |
出窓のサッシを交換する方法は3つあります。
DIYができないことが多いため、基本的にはガラス交換・修理の専門業者に依頼することになります。
それぞれご案内していきますね。
【方法①】ガラス付のサッシを取り寄せて交換する
出窓のサッシを、メーカーなどから自分で取り寄せられればDIYできますが、型番が古いと製造中止となっていて、同じものを取り寄せできないことが多いです。
具体的には10年以上前の古いサッシ・古い窓の場合は取り寄せ自体が難しいです。
サイズなどが違っていても購入した後では返金できません。
安い金額ではありませんので、失敗しないようにするには、最初からDIYではなくプロに依頼するようにしてください。
【方法②】今のサッシに新しく取り寄せたサッシを被せる(カバー工法)
カバー工法とは、既存の外壁とサッシに新しいサッシを取り付ける方法です。
具体的にはこちらの動画をご覧になってみてください。
職人なら1日で完了しますが、素人が安易に手を出して良い内容ではないことがご理解いただけると思います。
カバー工法を行うには、ホームセンター(コーナン、コメリ、カインズなど)のリフォーム窓口かリフォーム業者に相談することになります。
【方法③】サッシをはめ込んでいる窓枠ごと交換する(リフォーム)
この方法では、外壁を一旦壊し、修復する作業も必要になるため、リフォーム業者への依頼が必須です。
具体的にはこちらの動画のような作業が必要です。
古い窓のリフォームは、プロだからできる仕事ということがご理解いただけるかと思います。
出窓のサッシ交換・リフォームを業者に依頼する場合の費用の目安
費用の目安は15万~35万円ほどです。
出窓のサッシ交換は次のような業者に依頼することになります。
出窓のサッシ交換の依頼先 |
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・ガラス交換業者 ・窓ガラス専門店 ・工務店 ・施工業者 ・リフォーム会社 ・リクシル、YKK APなどのメーカー ・ホームセンター |
大手ほど人件費が高いため、高額になります。
おすすめなのは、どのメーカーでも対応可能で、費用もリーズナブルなガラス交換業者です。
ただし、一口にガラス交換業者といっても、中には悪質業者がいるため、注意が必要です。
悪質業者を見分ける方法については、こちらの「悪質業者を見分けるポイント」でご案内しておりますので、ご確認ください。
古い出窓のガラスやサッシの交換には、相応の対応力と実績が必要です。
ガラスお助け本舗は、国内の住宅用の全メーカーのガラスだけでなく、輸入住宅などの海外メーカーにも対応していますし、年間5万件の実績があります。
まずは一度、連絡をしてみてくださいね。
出窓のガラス・サッシ交換、賃貸やマンションの場合はどうすべき?
賃貸やマンションの場合は、次のようなポイントを抑えて対応してください。
賃貸やマンションの対応のポイント |
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・交換しなくてはならない理由(原因)を明確にしておく ・賃貸の場合、管理会社に相談をする ・分譲マンションの場合、事前に管理人や管理会社に確認する ・加入している保険の内容を確認する |
賃貸物件の場合は、管理会社に連絡して費用負担の問題を明確にしてから取り組んでください。
分譲マンションの場合は、窓枠やサッシが共用部分にあたりますので、管理人か管理会社に確認してください。
トラブルを避けるためにも、くれぐれも自己判断は避けてくださいね。
出窓のガラス・サッシ交換のまとめ
このページのまとめ |
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・出窓のガラス・サッシ交換はガラス交換業者に依頼する ・複数の業者から見積もりを取って比較検討する ・賃貸やマンションの場合は、管理会社などに確認する |
出窓のガラス交換やサッシの交換は、対応力の高いガラス交換・修理の専門業者に依頼するようにしてください。
複数の業者に依頼して比較検討することで、悪質な業者を避けつつ、コスパの良いところに依頼することができます。
業者の中には、24時間365日対応しているところがありますので、お急ぎの場合は、優先的に電話をしてみてください。