このような方にオススメ
- ペアガラスの交換費用を調べている方
- 交換費用を抑えるコツを知りたい方
- 交換時の注意点を把握しておきたい方
ペアガラスが割れて交換を検討しているものの、「いくらかかるのだろう」と修理費用の負担を考え、足踏みしている方も多いのではないでしょうか。
インターネットで調べても、数万円から10万円以上まで幅広いケースが紹介されており、知識がないとどれが自分の状況にあてはまるのかわからなくなりますよね。
ペアガラスの交換費用は、サイズやガラスの種類、施工条件によって大きく変わります。
本記事では、費用の目安をわかりやすく解説するとともに金額差が生まれる理由や、ガラス業者に依頼する前に知っておきたいポイントを紹介します。
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目次
まずは確認!ペアガラスの基礎知識

ペアガラスとは、断熱性を高めるために作られた複層構造のガラスです。
2枚のガラスの間に水分を含まない「乾燥空気」の層をつくり、熱の移動を抑えることで、高い断熱効果を発揮します。
断熱性能は一般的な単板ガラスのおよそ2倍にも及び、室内の温度変化を最小限に抑えることが可能です。
なお、ペアガラスはAGC社の登録商標で、正式名称は「複層ガラス」と言います。
ただし、現在はペアガラスという呼び名が広く普及しているため、一般的に複層ガラス全般を指してペアガラスと呼ぶことが多くなっています。
一般的なペアガラスに加え、機能性を高めたタイプもあります。
ペアガラスの種類
・Low-Eペアガラス:Low-E金属膜でコーティングしたペアガラス。断熱・遮熱性能が高く、結露が発生しにくい
・真空ペアガラス(スペーシア):2枚のガラスの間に真空層を設けたペアガラス。Low-Eペアガラスよりも断熱・遮熱性能が高い
・防犯ペアガラス:2枚のガラスの間に特殊フィルムを挟んだペアガラス。防犯性能を高められる
ペアガラスの詳しい特徴やメリットなどは、「ペアガラスとは?寿命や特徴・仕組み、メリットやデメリットを解説!」の記事で解説しています。あわせてご覧ください。
参考
AGC株式会社:ペアガラス
ペアガラス(複層ガラス)の交換費用はサイズや種類で差がある

ペアガラスの交換費用は、サイズやガラスの種類、施工内容によって大きな幅が生じます。
軽いヒビ割れであっても、内部結露や破損があると修理では対応できず、交換が基本になるため、数万円から10万円以上になるケースも。
詳細な料金内訳については後ほど詳しく解説しますが、一般的な目安は以下の通りです。
サイズごとの交換費用目安
・腰高窓などの小さめサイズ(90cm×90cm):30,000円~
・掃き出し窓(190cm×90cm):40,000円~
・ベランダ窓など大きめサイズ(210cm×135cm):50,000円~
サッシの交換を含む場合やガラスの種類によっては、100,000円を超えることもあります。
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サイズ・交換範囲別|ペアガラス(複層ガラス)交換費用の目安
ペアガラスの交換費用を左右する大きな要因は、ガラスのサイズです。
また、同じペアガラスでも、交換する範囲がサッシや窓枠まで交換すると費用は高額になります。
まずは、交換範囲別およびサイズ別の交換費用の相場を見ていきましょう。
ガラスのみ交換
既存のサッシや窓枠に問題がないときは、ペアガラス部分のみを交換することが可能です。
費用を抑えたいときはペアガラスのみを交換しましょう。
| 窓のサイズ | 費用相場 (一般的なペアガラスの場合) |
| 小窓サイズ(60cm×60cm) | 25,000円〜 |
| 腰窓サイズ(90cm×90cm) | 30,000円〜 |
| 掃き出し窓サイズ(190cm×90cm) | 40,000円〜 |
| ベランダ用大サイズ(210cm×135cm) | 50,000円~ |
ガラスとサッシを交換

サッシにゆがみや劣化がある、ガラスの種類・厚みを変更する際は、サッシごとの交換が必要です。
ガラスのみ交換するケースと比べて、交換費用は大きく上がります。
| 窓のサイズ | 費用相場 (一般的なペアガラスの場合) |
| 小窓サイズ(60cm×60cm) | 40,000円〜 |
| 腰窓サイズ(90cm×90cm) | 60,000円~ |
| 掃き出し窓サイズ(190cm×90cm) | 100,000円~ |
| ベランダ用大サイズ(210cm×135cm) | 120,000円~ |
窓枠ごと交換

窓枠まで傷みが広がっているケースや、窓自体を新しいタイプに変更する場合は、窓枠ごとの交換になります。
リフォームに近い工事となるため、費用も高額になりがちです。
| 窓のサイズ | 費用相場 (一般的なペアガラスの場合) |
| 小窓サイズ(60cm×60cm) | 80,000円~ |
| 腰窓サイズ(90cm×90cm) | 120,000円~ |
| 掃き出し窓サイズ(190cm×90cm) | 160,000円~ |
| ベランダ用大サイズ(210cm×135cm) | 190,000円~ |
これらはあくまで目安で、実際の費用はメーカーや設置場所の状況、作業環境などによって変動します。
正確な金額を知るためには、ガラス業者にしっかりと確認してもらったうえで、見積もりを取ることが重要です。
なお、「ガラスお助け本舗」では全国の優良ガラス業者と提携しており、エリアによっては最短5分で駆けつけることもできます。
お気軽にお問い合わせください。
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種類別|ペアガラス(複層ガラス)交換費用の違い

ペアガラスは、内部の構造や特殊加工の有無によって性能が変わるため、交換費用にも差が出ます。
ここでは、一般的なペアガラスに加え、断熱性や防犯性に優れたタイプなど、種類別の費用相場を紹介します。
| ガラスの種類 | 費用相場 (60cm×60cmサイズ) |
| 一般的なペアガラス | 25,000円〜 |
| Low-Eペアガラス | 40,000円〜 |
| 真空ペアガラス(スペーシア) | 50,000円〜 |
| 防犯ペアガラス | 45,000円〜 |
一般的なペアガラス
2枚のガラスの間に乾燥空気の層を設けた、もっともスタンダードなタイプです。
一般的には、厚さ3mmの板ガラス2枚の間に、6mmの中空層を設けたシンプルなペアガラスのことを指し、交換費用の相場は25,000円~です。
現在の住宅で広く使われており、断熱性能とコストのバランスに優れています。
Low-Eペアガラス
ガラス表面にLow-E金属膜をコーティングしたペアガラスで、断熱性と遮熱性の両方を兼ね備えているのが特徴です。
夏は日差しを遮り、冬は室内の暖かさを逃がしにくいため、省エネ効果が期待できます。
交換費用の相場は40,000円~です。
真空ペアガラス(スペーシア)
2枚のガラスの間を真空状態にした高機能タイプのペアガラスです。
Low-Eペアガラスよりも断熱・遮熱性能が高く、寒冷地や高断熱住宅などで採用されることがあります。
交換費用の相場は50,000円~です。
防犯ペアガラス
2枚のガラスの間に特殊な中間膜(フィルム)を挟み込んだタイプのペアガラスで、割れにくく、防犯対策として有効です。
住宅だけでなく、店舗や事務所でも選ばれることがあります。
交換費用の相場は45,000円~です。
なお、設置場所が高所であったり作業スペースが限られていたりするなど、施工条件によっては費用が上がることもあります
状況によっては、10万円近くかかるケースもあるため、正確な金額は見積もりで確認することが重要です。
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ペアガラス(複層ガラス)交換費用の内訳
DIYで交換すればペアガラスの費用だけで済みますが、ガラス業者に依頼するとガラス代に加えて運送費や古いガラスの処分費などがかかります。
ここでは、交換費用に含まれる主な内訳を紹介します。
ガラスの運送費

ペアガラスは、注文を受けてからミリ単位で製造されるため、工場やメーカーからの運搬費が発生します。
運送費の目安としては、1枚あたり数千円程度かかることが一般的です。
コーキング・施工関連費用
ガラスをサッシに取り付ける際、気密性や断熱性を保つためにコーキング(パッキン)処理を行います。
この処理が不十分だと、すき間から空気や水分が入り込んで結露が発生するほか、断熱性能の低下につながります。
コーキング作業にかかる費用の目安は、1枚あたり2,000円〜が目安です。
古いガラスの処分費用
古いガラスの処分を依頼する際は、処分費用が発生します。
ガラス業者によっては基本料金に含まれていることもありますが、別途請求となるケースもあるため注意が必要です。
駐車場代などの現地費用

作業車両を敷地内や近隣に停められないときは、コインパーキングなどを利用することになります。
この費用を別途請求するガラス業者もいるため、見積もり時に駐車場代の扱いについて確認しておくと安心です。
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ペアガラス(複層ガラス)交換費用を抑えるコツ
ペアガラスの交換にはまとまった費用がかかりますが、メーカー保証や補助金を活用すれば費用負担を抑えられます。
ここでは、交換費用を抑えるために確認しておきたいポイントを紹介します。
火災保険が使えるケースがある

火災保険は、火災だけでなく、台風・突風・落下物・飛来物などによる破損も補償対象になります。
たとえば、強風による飛来物でペアガラスが割れた場合や、災害で損傷したケースでは、交換費用が火災保険でカバーされる可能性があります。
一方で、経年劣化や自然発生的な内部結露などは、原則として保険の適用外です。
被害の原因によって扱いが変わるため、まずは保険会社やガラス業者に相談し、補償の対象となるか確認してみましょう。
メーカー保証を活用する
メーカーによっては、ペアガラスに関する製品保証が設けられており、保証期間内であれば無償、もしくは費用負担を抑えて交換できます。
たとえばYKK APでは、複層ガラスに発生した内部結露について10年間の保証規定を設けています。
それ以外にも、製品不良や想定外の不具合などが保証対象となるケースがあります。
保証の対象条件や期間はメーカーや製品ごとに異なるため、事前に公式サイトで確認しておくとよいでしょう。
参考
YKK AP:窓ガラスの交換方法は?
補助金を活用する

国や一部の自治体では、断熱リフォームの一環として高断熱窓への交換を対象とした補助金制度を設けています。
たとえば、国が実施する「先進的窓リノベ2026事業」では、断熱性能の高い窓へ交換することで、上限100万円まで費用の一部が補助されます(申請受付は2026年3月下旬〜を予定)。
また、東京都の「既存住宅における省エネ改修促進事業」では、都内の住宅に高断熱窓などを設置する際、ガラス(※1)1枚の面積と熱貫流率(※2)に応じた金額の補助が受けられます(事前申込の受付は2026年3月31日まで)。
(※2)ガラスの内側・外側の温度差が「1度」の場合に、1時間にガラス1㎡を通過する熱量を指す
このような補助金制度は地域ごとに内容が異なるため、お住まいの自治体のホームページを確認しましょう。
予算に達すると早期終了することもあるため、交換を検討している際は早めの確認をおすすめします。
なお、補助金の申請手続きはガラス業者が対応してくれることが一般的です。
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依頼前に知っておきたい!ペアガラス交換に関するよくある疑問3つ
ここでは、ペアガラス交換にあたってよくある疑問・質問を3つまとめています。
依頼前に確認しておきましょう。
ペアガラスは1枚だけの交換はできない

ペアガラスは、2枚のガラスとその間の空気層(またはガス層)が一体となった構造です。
これにより、断熱性や遮熱性といった性能が発揮されています。
そのため、片側のガラスだけを交換しようとすると密閉構造が崩れ、本来の性能を保つことができません。
たとえ割れやヒビが片側のガラスだけであっても、2枚とも交換が必要です。
基本的に「当日交換」は不可
ペアガラスは既製品ではなく、サイズごとに製作される受注生産品のため、通常のガラスのように当日その場で交換することは基本的にできません。
一般的な流れは次のとおりです。
ガラス交換の流れ
- 問い合わせ・現地確認・見積もり提示
- 正式依頼後、メーカーへガラスを発注
- 1〜2週間ほどでガラスが納品
- 交換作業(作業自体は数時間程度)
ガラスが届くまでにある程度の日数がかかるため、交換まで2週間程度を目安に考えておくとよいでしょう。
賃貸の場合は管理会社か大家さんに事前に確認

賃貸物件の場合、窓やサッシは入居者の所有物ではなく、建物の設備にあたります。
そのため、自己判断で交換を進めてしまうと、トラブルや原状回復費用の請求につながることがあります。
ペアガラスを交換する際は、必ず管理会社や大家さんへ連絡し、対応方針を確認してから進めるようにしましょう。
また、分譲マンションでも、サッシ部分は共用部に該当するケースがあるため、管理組合への確認が必要です。
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放置は危険!ペアガラスを交換するまでに実施すべき応急処置
ペアガラスが割れたりヒビが入ったまま放置すると、見た目の問題だけでなく、さまざまなリスクが生じます。
たとえば、断熱性能が低下して室内外の温度差が大きくなり、内部結露を引き起こしやすくなるほか、湿気がたまりやすくなることでカビやサッシまわりの腐食につながることもあります。
「少しのヒビだから大丈夫」「応急処置をしておけばしばらく問題ない」と思いがちですが、あくまで一時的な対応に過ぎません。
できるだけ早めに交換を行うことが望ましいことを理解しておきましょう。
ここでは、交換までの間に行える最低限の応急処置を紹介します。
小さなヒビ割れの場合の応急処置
ヒビが小さいときは、透明テープや養生テープなどをヒビの上から貼り、ガラスの飛散を防ぎます。
さらに、すき間から空気や水分が入り込まないよう、コーキング材で表面を軽く覆っておくと安心です。
ただし、これはあくまで飛散防止と簡易補強のための処置であり、ヒビの進行を止めるものではありません。
温度差や振動によって、ヒビが広がる可能性がある点に注意が必要です。
大きな穴が開いている場合の応急処置
ガラスに穴が開いているケースでは、まず段ボールやプラスチック段ボール(プラスチック製の養生ボード)などを使って開口部をふさぎます。
室内側からしっかりあて、テープで固定して風や雨が入らないようにしましょう。
このとき、鋭利なガラス片に触れてもケガをしないよう手袋を着用し、安全に作業することが大切です。
応急処置後も、防犯面や断熱面での不安が残るため、早めの交換を検討しましょう。
内部結露の場合は「即交換」が必須

ペアガラスの内部に結露が発生しているときは、ガラスの内部に水分が入り込んでいる状態です。
表面を拭いても改善せず、時間が経っても曇りは取れません。
内部結露は、ペアガラスの密閉構造が損なわれているサインで、本来の断熱性能を発揮できません。
応急処置では改善できないため、速やかに交換する必要があります。
いずれのケースも、応急処置はあくまで一時的な対応です。
安全性や快適性を保つためにも、できるだけ早くガラス業者へ相談し、交換の手続きを進めましょう。
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DIYでペアガラスを交換する際の注意点

交換費用をできるだけ抑えたいと考え、「DIYで交換できないか」と思う方もいるかもしれません。
ペアガラス(複層ガラス)は、一部のホームセンターやネット通販などで個人でも購入、手配することが可能です。
価格面だけで判断するとDIYのほうが安く済みそうですが、安全性や仕上がりを考慮するなら、ガラス業者へ依頼するのがおすすめです。
まず、ペアガラスはサイズによっては非常に重く、掃き出し窓(190cm×90cm)サイズの一般的なペアガラスだとガラス1枚だけでおよそ25kgにもおよびます。
そのため、取り扱いを誤ると落下やケガのリスクがあり、成人男性でも一人で安全に扱うのは難しい重量です。
ペアガラス(複層ガラス)の重量を算出する方法
ガラス重量(kg)=ガラス寸法W(m)×ガラス寸法H(m)×室内外ガラス合計厚(mm)×2.5(ガラスの比重)
参考
LIXIL:複層ガラスの重量を算出する方法
また、ペアガラスは2枚のガラスと空気層(またはガス層)が密閉された構造のため、サッシへの取り付け時には気密性を保つ精密な施工が求められます。
コーキング処理が不十分だとすき間から空気や水分が入り込み、結露や断熱性能の低下につながります。
さらに、作業に失敗してガラスを破損させてしまったら、あらためてガラスを発注し直す必要があり、結果的に費用がかさみます。
取り外した古いガラスの処分も簡単ではなく、適切な方法で処理しなければなりません。
このように、ペアガラスの交換は想像以上に専門性の高い作業です。
安全に、そして本来の性能を保った状態で取り付けるためにも、ガラス業者へ依頼することをおすすめします。
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ペアガラス交換で迷ったらまず見積もり相談を!
ペアガラスの交換費用は、サイズや種類だけでなく、設置場所の状況やサッシ・窓枠の状態によって大きく変わります。
見た目だけでは判断できないことも多く、正確な費用を知るためにもガラス業者に依頼しましょう。
「ガラスお助け本舗」では、全国の優良ガラス業者と提携しており、お客様のご要望をお聞きしたうえで最適なペアガラスをご提案いたします。
作業前のお見積もりを必須としており、作業後に想定外の費用が発生することはありませんので、初めての方でも安心してご依頼いただけます。
お気軽にお問い合わせください。

