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【プロが監修】窓ガラス修理方法完全ガイド|費用相場・修理方法・業者選びのポイントを徹底解説

窓ガラス修理アイキャッチ

この記事の監修者

株式会社Y&Sは大阪府高槻市を拠点に、ガラスの交換・修理を含む生活トラブルのお困りごとを解決するサービスを提供している専門業者です。割れたガラスの緊急交換やひび割れ修理、防犯ガラス・断熱ガラスへの入れ替えなど、あらゆるガラストラブルに迅速に対応いたします。「人のために働く企業を目指す」を理念に、お客様に寄り添った対応を心がけています。

株式会社Y&S

窓ガラスが突然割れてしまうと、どう対処すれば良いか分からず慌ててしまうかもしれません。

「修理費用はいくらかかるのか」「自分で直せるのか、それとも業者に頼むべきか」「悪徳業者に騙されたくない」など、不安や疑問が次々と浮かんでくるでしょう。

この記事では、そんなお悩みを解決するために窓ガラスが割れた際の応急処置方法から、具体的な修理費用、プロに依頼する場合とDIYで行う場合それぞれの方法、そして信頼できる業者の選び方まで、あらゆる情報を網羅した完全ガイドをお届けします。

この記事を読めば、あなたの状況に最適な解決策がきっと見つかります。

このような方におすすめ

  • 窓ガラスが割れて困っている方
  • すぐに応急処置をしたい方
  • 修理費用を知りたい方
  • DIYで修理する手順を知りたい方
  • 信頼できる業者選びのコツを知りたい方

 

割れた窓ガラスの応急処置方法

割れた窓ガラスの応急処置方法

窓ガラスが割れてしまったら、修理業者を呼ぶ前に、まず身の安全を確保し、被害が拡大しないようにするための応急処置が必要です。

ここでは、誰でも安全に行える応急処置の3つのステップ、「安全の確保」「破片の除去」「一時的な補修」を具体的に解説します。

割れた窓ガラスの応急処置手順

  • 安全を確保する
  • 破片を除去する
  • 一時的な穴やヒビを補修する

この初期対応を正しく行うことで、二次被害を防ぎ、安心して修理を待つことができます。

安全を確保する

窓ガラスが割れた現場では、何よりもまず安全を確保することが最優先です。

割れたガラスの破片は鋭利な刃物と同じで、少し触れただけでも深い切り傷を負う危険があります。

ヒビが入っているだけの状態でも、衝撃で突然崩れ落ちる可能性があるため、絶対に素手で触ったり、安易に近づいたりしてはいけません。

作業を始める前には、必ず厚手のスリッパや靴を履き、軍手や革手袋を装着してください。

また、作業中は小さなお子様やペットが危険なエリアに立ち入らないよう、別の部屋に移動させるなどの配慮も必要です。

安全対策を徹底することが、応急処置の第一歩です。

破片を除去する

割れた窓ガラスの除去方法

  • 厚手の手袋・靴を用意する
  • 大きな破片を拾う
  • ガムテープやほうきで細かい破片を拾う
  • 仕上げに掃除機で細かい破片を吸い取る

安全確保ができたら、次にガラスの破片を丁寧に取り除きます。

まず、厚手の手袋と靴を着用した上で、目に見える大きな破片を手で拾い集め、段ボール箱や厚手の紙袋に入れましょう。

この際、新聞紙などで破片を包むと、袋が破れるのを防げます。

次に、床に散らばった細かな破片を処理します。

ほうきで掃くと破片が飛び散る可能性があるため、先に粘着テープやガムテープでペタペタと貼り付けながら除去するのが効果的です。

その後、掃除機で吸い取ると、目に見えないガラスの粉まで綺麗に取り除けます。

まだ窓枠に残っているひび割れたガラスは、落下すると危険なため、上から養生テープやガムテープを対角線上に交差させて米印のように貼り、飛散・脱落を防ぎましょう。

一時的な穴やヒビを補修する

破片の除去が終わったら、修理業者が到着するまでの間、雨風や虫が室内に入り込むのを防ぐための一時的な補修を行います。

窓ガラスの穴を塞ぐには、内側から段ボールやベニヤ板を当て、ガムテープでしっかりと固定する方法が最も簡単です。

段ボールだけでは雨風を完全に防げない場合は、その上からビニールシートやゴミ袋を貼り付けると防水性が高まります。

この処置は、あくまで専門業者による本格的な修理が完了するまでの一時しのぎです。

防犯性も低いため、補修が完了したらできるだけ早く業者に連絡し、修理を依頼しましょう。

窓ガラスが割れる主な原因

窓ガラスが割れる主な原因

窓ガラスは非常にデリケートで、様々な要因によって破損します。

原因を理解することは、今後の対策や適切なガラス選びにも繋がります。

主な原因は大きく分けて物の衝突・飛来物」「熱割れ」「経年劣化・設置不良の3つです。

突発的な事故だけでなく、目に見えない劣化が引き起こすケースも少なくありません。

ご自宅の窓がなぜ割れてしまったのか、原因を知ることで、再発防止や効果的な修理方法の選択が可能になります。

物の衝突や飛来物

窓ガラスが割れる原因として最も分かりやすいのが、物理的な衝撃によるものです。

台風や竜巻、強風の際には、風で飛ばされた小石や看板、瓦礫などが窓に直撃し、ガラスが破損することがあります。

また、日常生活の中でも、子どもが投げたボールが当たってしまったり、小さな石が庭の手入れ中に窓ガラスにあたったりといった不慮の事故も発生します。

引越しや家具の移動中に誤って物をぶつけてしまうケースや、近隣の工事中に工具や資材が接触することも原因の一つです。

これらの衝撃による破損は予測が難しく、突発的に起こるため、飛散防止フィルムを貼るなどの事前対策が有効です。

熱割れ

熱割れ

何もぶつかっていないのに「ピシッ」という音と共にガラスにヒビが入ることがあります。

これは「熱割れ」という現象で、ガラスの内部で生じる温度差が原因です。

特に冬の寒い日、暖房で暖められた室内の窓ガラスに直射日光が当たると、日光が当たっている部分は高温で膨張し、サッシに隠れた部分は低温のまま収縮します。

この膨張と収縮の差にガラスが耐えきれなくなると、ヒビが入ってしまうのです。

特に、ワイヤーや金属線が入っている網入りガラスや、熱を吸収しやすい色の濃いガラスは、内部に熱がこもりやすく熱割れのリスクが高まります。

西日が強く当たる窓や、カーテンをガラスに密着させている場合も注意が必要です。

経年劣化や設置不良

経年劣化

長年使用している窓ガラスは、目に見えなくても少しずつ劣化が進行しています。

ガラスを固定しているゴムパッキンやシーリング材が紫外線や風雨に晒されて硬化・収縮すると、ガラスを支える力が弱まり、わずかな振動や気圧の変化でも割れやすくなります。

また、サッシ自体が歪んでガラスに不均一な圧力をかけ続けることも、破損の原因となります。

さらに、新築やリフォーム時の施工不良も無視できません。

サッシとガラスの間に適切な隙間(クリアランス)が確保されていなかったり、固定が不十分だったりすると、ガラスに常にストレスがかかり、ある日突然割れてしまうことがあります。

プロに窓ガラスの修理を依頼する場合

安全・確実・スピーディに窓ガラスを修理するなら、専門業者への依頼が最もおすすめです。

プロに任せることで、怪我のリスクなく、仕上がりも美しくなります。

修理方法には、破損したガラスだけを交換する「部分交換」と、窓枠ごと、機能性の高いガラスにアップグレードする「全体交換」があります。

破損の状況や、断熱性・防犯性など窓に求める性能によって最適なプランは異なります。

それぞれのケースの特徴と費用を理解し、ご自身のニーズに合った修理方法を選びましょう。

一部のみガラスを交換するケース

ガラスの一部にヒビが入った、または小さな穴が空いてしまった、といった比較的小規模な損傷の場合、部分交換で対応するのが一般的です。

この方法は、既存の窓枠やサッシに問題がなければ、割れたガラス板のみを新しいものに入れ替えるため、工事も短時間で済み、費用を安く抑えられるのが最大のメリットです。

交換するガラスは、これまでと同じ種類のフロートガラスや型板ガラスはもちろん、同じサイズであれば網入りガラスや防犯ガラスなど、異なる種類のガラスを選ぶことも可能です。

ただし、選ぶガラスの種類によって費用は変動します。

一部のみガラスを交換する場合の費用総額

費用の総額は、ガラス代と作業費込みで約15,000円~30,000円が目安となります。

窓ガラス全体を交換するケース

ガラスの破損を機に、より快適で安全な窓にグレードアップしたい場合は、窓ガラス全体の交換がおすすめです。

例えば、結露や夏の暑さ・冬の寒さが気になるなら、断熱性の高い「複層ガラス(ペアガラス)」に、空き巣対策を強化したいなら、割れにくく貫通しにくい「防犯ガラス」に交換することで、住まいの悩みを解決できます。

また、ガラスだけでなくサッシの劣化や歪みが激しい場合も、窓ごと交換する必要があるでしょう。

工事方法には、既存の窓枠を残して新しい窓をかぶせる「カバー工法」と、壁を壊して窓枠から一新する「はつり工法」があり、工事の規模や費用が大きく異なります。

窓ガラス全体を交換する場合の費用総額

費用の総額は、ガラス代、工事費、運搬費などを含めて約50,000円~300,000円程度と、選ぶガラスや工法によって幅があります。

DIYで窓ガラスを修理する場合

DIY

DIYでの窓ガラス修理は費用を抑えられる一方で、作業ミスやケガのリスクもあるため、慎重な準備と正しい手順が求められます。

ここでは、DIY修理のステップや必要な道具、注意点について詳しく解説します。

DIYで窓ガラスを修理する手順

DIYで窓ガラスを修理する手順

1.軍手や保護メガネを着用する

2.新しいガラスを窓枠にはめ込む

3.パテなどで隙間を埋めて金具で固定する

DIYで窓ガラスを交換するには、正しい手順と安全への配慮が不可欠です。

まず、安全のために必ず厚手の軍手と保護メガネを着用し、割れたガラスを慎重に取り外します。

ガラスの破片が残らないよう、サッシや窓枠の溝をヘラやブラシできれいに掃除し、平滑な状態にしておくことが重要です。

次に、新しいガラスを用意します。

事前に採寸したサイズに合わせてガラスカッターで自分でカットすることもできますが、ホームセンターのカットサービスを利用すると正確で手間が省けます。

準備ができたら、新しいガラスを慎重に窓枠にはめ込み、ゴムパッキンを元に戻します。

最後に、ガラスが動かないよう、パテやシリコンシーラントで隙間を埋め、金具でしっかりと固定すれば作業は完了です。

DIYで交換するガラスの選び方

DIYで交換するガラスを選ぶ際は、その種類ごとの特徴と加工の難易度を理解しておくことが重要です。

一般的な透明ガラスや型板ガラスは比較的扱いやすくDIY向きですが、網入りガラスや強化ガラスは専用の工具や技術が必要で難易度が上がります。

特に、複層ガラスや防犯ガラス、真空ガラスといった高機能ガラスは、重量があり構造も複雑なため、DIYでの交換は基本的に不可能と考え、プロに依頼しましょう。

ガラスの種類 特徴 DIY難易度
フロートガラス(透明) 最も一般的な透明ガラス。安価で視界がクリア。
型板ガラス(かすみ) 凹凸のある半透明ガラス。視線を遮りつつ採光できる。
すりガラス 表面をすり加工した半透明。柔らかい光。指紋・汚れが付きやすい。
網入りガラス(型板) 防火性あり。かすみ調でプライバシー確保+防火地域対応。
網入りガラス(透明) 金網入りの透明タイプ。視界が良いが網が目立つ。
強化ガラス 通常の3〜5倍の強度。割れると粒状に砕けて安全。
複層ガラス(ペア) 断熱性に優れ、結露も抑える。ガラス2枚+空気層構造。 ×
合わせガラス(防犯ガラス) 特殊フィルムでガラスが割れても貫通しづらい。 ×

フロートガラス(透明)

フロートガラス

最も一般的で安価な透明ガラスで、光を遮ることなくクリアな視界を確保できます。

特別な機能はありませんが、加工がしやすく価格も手頃なため、DIYでの交換に最も適しています。

室内の間仕切りや、外からの視線を気にする必要のない場所の窓におすすめです。

型板ガラス(かすみ)

型番ガラス

片面に凹凸の模様が入った半透明のガラスです。

光を柔らかく取り込みながら、外からの視線を効果的に遮ることができるため、プライバシーを確保したい場所に最適です。

フロートガラスと同様に加工が容易で、DIYでも扱いやすいのが特徴です。

主に玄関やトイレ、浴室、脱衣所などで使用されます。

すりガラス

ガラスの表面を研磨して不透明にしたガラスです。

型板ガラスよりもさらに視線を遮る効果が高く、上品で柔らかな光を室内に取り込みます。

デザイン性が高い反面、表面の微細な凹凸に指紋や油汚れが付きやすく、掃除に手間がかかるというデメリットもあります。

室内装飾やデザイン性を重視する間仕切りなどに適しています。

網入りガラス(型板)

網入りガラス(型番)

型板ガラスの内部に金属製のワイヤーを封入したガラスです。

主な目的は防火性能の向上で、火災時にガラスが割れても破片が飛散・脱落しにくくなっています。

建築基準法で防火地域に指定されている建物の窓には、このガラスの使用が義務付けられている場合があります。

ワイヤーが入っているためカットが難しく、DIYにはやや不向きです。

網入りガラス(透明)

網入りガラス(透明)

透明なフロートガラスに金属ワイヤーを封入したタイプのガラスです。

防火性能を備えつつ、クリアな視界を確保したい場合に用いられます。

ただし、ワイヤーが視界に入るため、景観を重視する場所では好みが分かれることもあります。

型板タイプと同様に、ワイヤーの切断にコツがいるため、DIYの難易度は高めです。

強化ガラス

強化ガラス

同じ厚さのフロートガラスの3~5倍の強度を持つ、非常に頑丈なガラスです。

万が一割れた場合でも、破片が鋭利にならず、安全な粒状に砕け散るのが最大の特徴です。

この特性から安全ガラスとも呼ばれます。

ただし、サイズを決定してから熱処理を行うため、後からのカットや加工は一切できません。

DIYでの設置自体は可能ですが、正確な採寸が必須となります。

子ども部屋やテーブルトップなど、安全性が求められる場所に適しています。

複層ガラス(ペアガラス)

ペアガラス

2枚のガラスの間に乾燥した空気の層を設けることで、断熱性を大幅に向上させたガラスです。

夏の冷房や冬の暖房の効率を高め、光熱費の削減に貢献します。

また、室内外の温度差を緩和するため、結露の発生を抑制する効果も期待できます。

重量があり、サッシとの調整も専門的な知識が必要なため、DIYでの交換は基本的に行わず、プロに依頼するのが一般的です。

防犯ガラス(合わせガラス)

防犯ガラス (1)

2枚のガラスの間に、強靭で柔軟な特殊フィルムを挟み込んだ構造のガラスです。

衝撃を受けてもガラスがフィルムに接着しているため、ヒビは入りますが、簡単には貫通しません。

空き巣の「打ち破り」に非常に時間がかかるため、侵入を諦めさせる効果が高く、防犯対策として絶大な効果を発揮します。

1階の窓や勝手口など、侵入経路になりやすい場所への設置がおすすめです。

厚みと重量があるため、専門業者による施工が必須なガラスと言えるでしょう。

必要な道具と材料

DIYで窓ガラスを修理する場合、事前に適切な道具と材料を揃える必要があります。

安全に作業を行うための保護具、ガラスを正確に扱ったり、しっかりと固定するための専門的な工具も含まれます。

費用の総額は約8,000円~20,000円程度が目安です。

DIYで窓ガラスを修理する際に必要な道具と値段

  • ガラス板: 一般的な窓(90cm×90cm程度)のサイズで約5,000円~13,000円
  • ガラスカッター: 約1,000円~6,000円程度
  • 吸盤ハンドル: 約2,000円~5,000円程度
  • 作業用手袋/保護メガネ:合わせて1,000円程度
  • シーリング材:1本あたり約500円~1,000円程度
  • ヘラ・マスキングテープ:合わせて500円程度

ガラス板は、割れたガラスと同じ厚み・サイズのものを選びましょう。透明・すりガラスなど、既存の見た目に合うタイプを選ぶと仕上がりが自然です。

ガラスカッターは、切断面がきれいに仕上がる「オイル式ガラスカッター」がおすすめです。滑りをよくし、割れの精度を高められます。

作業用手袋/保護メガネは、細かい破片や鋭利なガラスでのケガを防ぐため、耐切創性のある手袋と、飛散防止機能付きの保護メガネを必ず着用しましょう。

シーリング材は、ガラスを固定し、隙間からの風や水の侵入を防ぐために使います。屋外用や防水タイプなど、設置場所に合わせたものを選びましょう。

ヘラ・マスキングテープについては、シーリング材を均一に仕上げるために使用します。ヘラは角度がついた柔軟なタイプが扱いやすく、マスキングテープは仕上がりをきれいに保つポイントです。

※ガラスカッターや吸盤ハンドルなど、全ての道具を一から揃える場合は、初期投資が比較的高額になる点に注意が必要です。

窓ガラス修理の費用相場

窓ガラス修理の費用相場

窓ガラスの修理費用は、主に「ガラスの種類」「サイズ」「厚さ」の3つの要素によって決まります。

ここでは、一般的な「単板ガラス」と、断熱や防犯などの機能を持つ「機能性ガラス」に分けて、それぞれの費用相場を一覧表でご紹介します。

この料金表を参考に、ご自宅の窓ガラス修理にかかるおおよその費用を把握し、業者に見積もりを依頼する際の比較材料としてご活用ください。

※費用はガラス代・作業費・出張費などを含んだ一般的な目安です

ガラスの種類 厚さ 腰高窓
(90cm×90cm)
の費用相場
掃き出し窓
(90cm×180cm)
の費用相場
フロートガラス 3mm 11,000円~20,000円 18,000円~28,000円
フロートガラス 5mm 13,000円~24,000円 21,000円~33,000円
型板ガラス(かすみ) 4mm 12,000円~21,000円 20,000円~30,000円
型板ガラス(かすみ) 6mm 15,000円~26,000円 24,000円~38,000円
すりガラス 3mm 13,000円~23,000円 22,000円~35,000円
網入りガラス(型板) 6.8mm 18,000円~32,000円 32,000円~51,000円
網入りガラス(透明) 6.8mm 25,000円~40,000円 39,000円~60,000円

単板ガラスの費用相場(サイズ・厚さ別)

単板ガラスは、一枚板で構成された最もベーシックなガラスです。

一般的に広く普及しており、費用も比較的安価です。

上の表を見ていただくと分かるように、ガラスの種類(透明、かすみ、網入りなど)によって価格が異なるほか、同じ種類でもサイズが大きくなるほど、また厚みが増すほど費用は高くなります。

厚みのあるガラスは強度が増しますが、その分、材料費も高くなる傾向にあります。

ご自宅の窓がどの種類・厚さ・サイズに該当するかを確認し、費用の目安を把握しておきましょう。

ガラスの種類 特徴 腰高窓
(90cm×90cm)
の費用相場
掃き出し窓
(90cm×180cm)
の費用相場
強化ガラス 強度が高く割れにくい。割れても粒状になるため安全。 20,000円~50,000円 30,000円~80,000円
複層ガラス(ペアガラス) 2枚のガラスで空気層を挟み、断熱性を高める。 30,000円~60,000円 40,000円~90,000円
Low-E複層ガラス 複層ガラスに特殊な金属膜を加え、断熱・遮熱性能を向上。 40,000円~80,000円 60,000円~110,000円
防犯ガラス(合わせガラス) 2枚のガラスの間に強靭な膜を挟み、貫通しにくい。 33,000円~70,000円 50,000円~120,000円
真空ガラス 2枚のガラスの間を真空にし、非常に高い断熱性能を発揮。 60,000円~100,000円 90,000円~180,000円

機能性ガラスの費用相場(サイズ別)

断熱、遮熱、防犯、防災といった、特別な機能を付加したガラスを機能性ガラスと呼びます。

これらのガラスは、複数のガラスや特殊な膜を組み合わせた複雑な構造をしているため、単板ガラスに比べて費用は高額になります。

製品ごとに厚さの仕様が規格化されている場合が多いため、上の表ではサイズ別の費用相場を記載しています。

初期費用は高くなりますが、断熱ガラスによる光熱費の削減や、防犯ガラスによる安全性の向上など、長期的な視点で見ればコストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。

ガラス修理業者の選び方

ガラス修理業者の選び方

いざ専門業者に修理を依頼しようと思っても、数多くの業者の中からどこを選べば良いか迷ってしまうものです。

料金の安さだけで選んでしまうと、手抜き工事をされたり、後から高額な追加費用を請求されたりするトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

後悔しない業者選びのためには、「料金と見積もり」「対応スピード」「実績と信頼性」という3つのポイントを総合的に比較検討することが重要です。

これらのポイントを押さえることで、悪徳業者を避け、安心して任せられる優良業者を見つけることができます。

料金と見積もりを複数業者で比較する

適正な価格で修理を依頼するために、必ず複数の業者(できれば3社以上)から見積もりを取り、比較検討しましょう。

これを「相見積もり」と言います。

見積もりを比べる際は、提示された総額だけを見るのではなく、その内訳を細かくチェックすることが重要です。

ガラス代、作業費、出張費、廃材処分費などが明確に記載されているかを確認してください。

「工事一式」のように内訳が不透明な見積もりを出す業者は注意が必要です。

また、見積もり以外の追加費用が発生する可能性がないかも事前に確認しておきましょう。

明朗会計で、質問にも丁寧に答えてくれる業者を選ぶのが安心です。

対応スピードを比較する

窓ガラスが割れたままの状態は、防犯上も安全上も非常に危険であり、特に夜間や悪天候時には、一刻も早く修理を完了させたいものです。

そのため、業者の対応スピードは非常に重要な選定基準となります。

問い合わせてからどれくらいで駆けつけてくれるのか、即日対応は可能か、といった点を確認しましょう。

多くの専門業者が「24時間365日受付」「最短30分で到着」といったスピーディな対応をアピールしています。

緊急時には、自宅のエリアを対象に迅速に対応してくれる業者を優先的に検討するのが良いでしょう。

また、修理作業そのものにかかる時間の目安も事前に聞いておくと、その後の予定が立てやすくなります。

施工実績を調べる

料金やスピードと並行して、その業者が信頼できるかどうか、技術力は確かかどうかも見極める必要があります。

その判断材料となるのが、施工実績です。

業者の公式ウェブサイトに、これまでの施工事例や実績が豊富に掲載されていれば、経験豊かな業者である可能性が高いと言えます。

急な窓ガラスのトラブルは「ガラスお助け本舗」

「ガラスお助け本舗」は、BEST株式会社が提供しているガラスの修理・交換サービスです。

同サービスには、以下のような特徴があります。

「ガラスお助け本舗」のサービスの特徴

  • 最短5分で到着
  • その場で無料見積もり
  • 見積もり後のキャンセルも可能
  • 18万件を超える豊富な実績
  • 24時間365日対応

窓ガラスの修理や交換は初心者では難しく、急を要することが多いものです。

見積もり後のキャンセルも可能なため、まずはプロを呼んで現場の状況を見てもらいましょう。

窓ガラスの修理をする際の注意点

窓ガラスの修理をする際の注意点

窓ガラスの修理をスムーズかつ安全に進めるためには、事前に知っておくべきいくつかの注意点があります。

DIYで行う場合の安全対策や、業者に依頼する場合でも、ガラスの種類や寸法の確認、賃貸物件ならではのルールなど、押さえておくべきポイントが存在します。

これらの注意点を事前に把握しておくことで、作業中の思わぬトラブルや、「こんなはずではなかった」という後悔を未然に防ぐことができます。

修理を始める前に、ぜひ一度目を通してください。

ホームセンターでの修理は可能か

「窓ガラスの修理ならホームセンター」と考える方もいるかもしれませんが、注意が必要です。

多くのホームセンターでは、DIY用のガラス板や工具、コーキング材などの材料は販売していますが、スタッフが自宅に出向いて修理や交換作業を行うサービスは提供していません。

つまり、ホームセンターは「DIYで修理するための材料を調達する場所」であり、「修理を依頼する場所」ではないのです。

一部の店舗ではガラスのカットサービスを行っているため、DIY派には心強い味方となりますが、プロによる施工を希望する場合は、ガラス修理専門の業者に連絡する必要があります。

安全対策を徹底する

DIYで窓ガラスを修理する際には怪我のリスクも大きいため、安全対策の徹底が必要です。

割れたガラスは非常に鋭利な凶器であり、ほんの少しの油断が大きな怪我につながる可能性があります。

作業中は、必ず厚手の作業用手袋(軍手の上にゴム手袋を重ねるなど二重にするとより安全です)、長袖・長ズボン、そして目の保護のための保護メガネを着用してください。

また、足元もサンダルなどではなく、靴底の厚いしっかりとした靴を履きましょう。

作業スペースの周りにはブルーシートなどを敷き、作業中に飛び散る可能性のある細かな破片が拡散しないように工夫することも大切です。

作業中は小さな子どもやペットが作業場所に近づかないよう、厳重に管理してください。

ガラスの種類を事前に確認する

自宅の窓にはまっているガラスが、どの種類のものかを事前に確認しておくことは非常に重要です。

見た目が同じような透明ガラスでも、一般的なフロートガラスなのか、強度が高い強化ガラスなのか、あるいは2枚のガラスが合わさった防犯ガラスや複層ガラスなのかによって、修理方法や費用、そしてDIYで対応可能かどうかが全く異なります。

特に、強化ガラスや合わせガラスは専門的な知識と技術が必要なため、DIYでの交換は基本的に不可能です。

サッシの隅に貼られているメーカーのシールや、ガラス自体に刻印されているJISマークなどで種類を特定できる場合があるので、業者に連絡する前に確認しておくと、話がスムーズに進みます。

サイズ計測は正確に行う

DIYで交換用のガラスを用意する場合、サイズの計測は修理の成否を分ける最も重要な工程です。

計測を誤ると、ガラスが大きすぎてサッシにはまらなかったり、小さすぎて隙間ができてしまったりといった致命的な失敗につながります。

採寸する際は、ガラスそのものの寸法ではなく、ガラスがはまっているサッシの溝の内側の寸法(縦・横)を、ミリ単位で正確に測る必要があります。

さらに、ガラスの「厚み」も忘れずに計測してください。

メジャーが歪まないように注意し、念のため複数回測って数値が正しいことを確認するくらいの慎重さが求められます。

少しでも不安がある場合は、ホームセンターのカットサービスを利用するか、プロに依頼するのが賢明です。

賃貸物件の場合の事前に確認が必要

アパートやマンションなどの賃貸物件にお住まいの場合、窓ガラスが割れたら、まず自分で業者を手配する前に必ず大家さんや管理会社に連絡してください。

窓ガラスは建物の共有部分と見なされることが多く、修理に関するルールが賃貸契約で定められているのが一般的です。

勝手に修理を進めてしまうと、後から修理費用を請求できなかったり、契約違反と見なされたりするトラブルに発展する可能性があります。

保険が適用できるか確認する

ガラスが割れた際は、修理費用を自己負担する前に、火災保険や共済などの補償内容を確認しましょう。

多くの保険では、風災・雪災・いたずら・物の衝突などによるガラス破損が補償対象となる場合があります。

特に、戸建て住宅や分譲マンションに加入している方は、修理費の全額または一部が保険で賄えるケースも少なくありません。

ただし、経年劣化や不注意による破損は対象外となることが多いため、契約内容を事前にしっかり確認することが大切です。

まとめ

窓ガラスが突然割れてしまうと動揺しますが、まずは落ち着いて身の安全を確保し、本記事で紹介した応急処置を正しく行うことが何よりも大切です。

その後の修理については、破損の状況やガラスの種類、そして断熱性や防犯性といった今後の窓に求める機能を考慮し、「プロに依頼する」か「DIYで行う」かを慎重に判断しましょう。

プロに依頼する場合は、料金の透明性、対応スピード、そして施工実績や口コミを総合的に比較し、信頼できる業者を選ぶことが後悔しないための鍵となります。

この記事が、あなたの窓ガラス修理に関する不安を解消し、最適な解決策を見つけるための一助となれば幸いです。

この記事の監修者

株式会社Y&Sは大阪府高槻市を拠点に、ガラスの交換・修理を含む生活トラブルのお困りごとを解決するサービスを提供している専門業者です。割れたガラスの緊急交換やひび割れ修理、防犯ガラス・断熱ガラスへの入れ替えなど、あらゆるガラストラブルに迅速に対応いたします。「人のために働く企業を目指す」を理念に、お客様に寄り添った対応を心がけています。

株式会社Y&S

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ガラスお助け本舗編集部

ガラスお助け本舗編集部は、
生活トラブルにおけるガラスの情報を発信する専門チームです。

「ガラスのトラブルを解決したい」という強い思いのもと、
現場で得た知識や経験を活かし、
ガラスの専門家から寄せられた意見も参考にしながら、
読者の皆様にとって本当に役立つコンテンツを目指します。

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